



格安SIMを使っても大手(ドコモ・au・ソフトバンク)と同じように通話品質は変わらないですよ。




目次
通話品質が悪いという噂はまったくのデマ?

もし、あなたが格安SIMの通話品質は悪いものだと思っているなら、
その認識は間違っています。
結論から言うと、格安SIMの通話品質は大手携帯会社(キャリア)とほとんど変わらないです。
なぜ、そういい切れるかというと、格安SIMの事業者(MVNO)は、大手(au・docomo・softbank)の通信回線を借りて提供しているからです。
つまり、auやdocomo、softbankと通話品質は同じなんです。


ただ、中には通話品質が悪い格安SIMがあることも覚えておきましょう。

もし、あなたが格安SIMの通話品質が悪いと思っていたなら、こんな風にイメージしていたかも知れません。
- キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)=音声通話 ※品質が良い
- 格安SIM=IP通話 ※品質が悪い
格安SIMは、IP通話しかできない!
そんな固定概念です。
実は、これは間違っていて、格安SIMの通話の仕方は1種類だけでなく、全部で3種類あります。
そのため、通話の仕方によって品質もバラツキが出てしまい、悪い品質になることもあればキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)と変わらない良い品質にもなるのです。


ただし、通話品質とデータ回線は別物?

格安SIM会社(MVNO)と大手携帯会社(キャリア)の通話品質は大差ありません。
しかし、インターネット回線は別物であるので、この点は気をつけておかなければなりません。


基本的に、格安SIM会社(MVNO)のインターネット回線も大手携帯会社(キャリア)から借りているので回線自体は同じなのですが、一度に使用していいデータ量が決められています。
だから、使っている人が多いほど、その分遅くなる可能性が高いのです。


これは、格安で提供している携帯電話の特徴で、通話料や基本料が安くなる代償と言ってもいいかもしれません。
しかし、格安SIM業者の中にはインターネット回線の速度が速いものもあるので、乗り換える際はそのあたりもしっかりと見ていきたいですね。

3つの通話の仕組みから分かる!格安SIMの通話品質の違い!


- 音声通話 ※キャリア回線(ドコモ・au・ソフトバンクのいづれか)を借りている
- プレフィックス(音声通話) ※キャリア回線を借りながら格安SIMを経由
- IP通話 ※インターネット回線
それぞれの通話方法は、全く別物であり仕組みや通話品質も変わってきます。
特にプレフィックスは、格安SIMならではの特徴でもあるため違いをよく知っておくことは大事です。。


音声通話の仕組みと通話品質について


基本的に格安SIM会社は、キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から回線を借りてきて、通話ができるように仕組みを作っています。
例えば、ドコモ回線を借りている格安SIM会社(MVNO)はドコモエリア内であれば通話が可能となります。
この場合、ソフトバンクやauエリアでは通話ができません。
これはキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を使っている人も、他社を使えないことは知っていることですよね。

だから、回線が同じということは通話そのものにキャリアとの違いはなく、違和感なく使うことができます。

プレフィックス回線の仕組みと通話品質について

2つ目の通話の仕方が、音声通話(プレフィックス)です。
聞きなれない言葉ですが、これも音声通話の1つです。
イメージとしては、
スタート(キャリア回線)→ 中継器 → ゴール(格安SIMの独自回線)という特殊な回線になります。


例えば、OCNモバイルONEの場合ドコモ回線を借りていますが、途中に中継器を置くことでOCNモバイルONEの独自回線に切り替わるようになります。
他に、mineo(マイネオ)の場合はさらに特殊でありドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線という3つの会社から回線を借りていて独自回線を作っています。
そのため、回線の種類ごとに3種類の中継器を設定することで、音声通話(プレフィックス)はドコモ回線のDプラン、au回線はAプラン、ソフトバンク回線はSプランというプランごとでも利用できるようになります。
他にも複数回線を利用している格安SIM会社(MVNO)も多数あり、LINEモバイルや楽天モバイルといった種類もあります。


090や080番号の相手にかけても、音声通話(プレフィックス)なら通話料金が通常の半額になります。
これは格安SIMのメリットの1つでもあり、通話を頻繁にする方にとっては絶対利用した方が良い節約術です。


プレフィックス回線ってどうやって使うの?


例えば、BIGLOBE SIMであればBIGLOBEでんわ、IIJmioであればみおふぉんダイアル、OCNモバイルONEであればOCNでんわという専用アプリが、それぞれの格安SIM会社(MVNO)にあって、このアプリを使うことで、音声通話(プレフィックス)で電話をかけることができます。
使い方も簡単であり、一般的な通話アプリの代わりに格安SIMの専用通話アプリから電話をかけるだけでOK!
あとは、自動的に通話料金が半額になります。
音声通話(プレフィックス)の体験談

通話品質も良く文句なしです!
電話をかける場合、自分のスマホ画面に専用番号が先頭に表示されますが、キャリア回線を借りているため相手のスマホ画面には自分の番号が表示されます。
肝心の通話品質ですが、キャリア回線を使っているため電話をかける場合も受ける場合もほぼ同じですが、多少通話環境によって声が小さくなることもたまにあります。
でも、ほぼ気にならないため不自由なく使うことができます。

IP通話(インターネット回線)の仕組みと通話品質について

3つの目の通話の仕方は、IP通話です。
IPという単語は難しく感じるため、インターネット回線と言うと分かりやすいと思います。
名前の通りインターネットが関係しており、いわゆるネット回線(4GやLTEなど)を使うため、キャリア回線(ドコモ・au・ソフトバンク)とは少し違った仕組みになります。

さらにプレフィックス(音声通話)よりも、さらに通話料金が安くできる特徴もあります。

IP通話ってどうやって使うの?
インターネット回線を使うため、専用のアプリを使う必要があります。
iPhone、Android関係なく050plusなどの専用アプリをインストールしたら、あとは通常の電話の仕方と同じです。

IP電話(インターネット回線)の体験談

聞こえづらい時がある!←噂の原因
電話回線と違うため、電話品質は悪くなります。
特に電話を受ける場合、相手の声にノイズが入り途切れて聞こえることが時々あります。
そのため、正直聞こえづらい…。回線環境の影響をとても受けやすいです。
また相手にも自分の声がややノイズ気味になることもあります。
だから、友達と通話するならお互い問題ないですが、目上の人や初対面の人と話す時は失礼になるため向いていません。

総評:格安SIMの通話品質はあんまり悪くない!

いかがでしたか?
格安SIMは通話品質が悪いというイメージを持たれていた方にとって、今回のお話は格安SIMに乗り換えるきっかけになる話ではないでしょうか?
実は、格安SIMは大手携帯電話会社(キャリア)の通話回線を間借りしている→つまり通話品質は普通のスマホ会社と大差ありません。
さらに、プレフィックス回線(専用アプリ)を使うことで、普通のスマホ会社よりも通話料金が格段に安くなるメリットがあります。
IP通話は、プレフィックス回線よりももっと通話料金が安くなりますが、これは通話品質が若干悪いことがあるので注意しましょう。
総じて、格安SIMの通話品質を評価すると、
まったく気にする必要はないくらい使える。
ってことになります。


おすすめの格安SIM業者はどこ?
最後に、格安SIM業者はどこがいいの?と思われた方のために、おすすめの格安SIM事業をご紹介しますね。
mineo(マイネオ)

格安SIMには様々な会社がありますが、マイネオは本当に痒いところに手が届く、デメリットの少ないMVNOです。
月額利用料金もリーズナブルですし、通信速度も安定しているので、インターネットをよく使う人でも使いやすいです。
また、サポートも充実しているので正直、非の打ちどころがないと言っていいと思います。
もし格安SIMにはじめて乗り換えるなら文句なしでマイネオをおすすめします。


UQモバイル

UQモバイルは他の格安SIMと違って、通話定額がセットとなったお得なプランが目玉です。
しかもかけ放題もしくは無料通話分を選ぶことができるから、電話をよくかける人にはニーズに合わせてプランを選べます。
また、通信速度は格安SIMの中でもトップクラス!
だから、キャリアとほぼ変わらないから、スピード重視の方にも是非おすすめしたいです。


LINEモバイル

LINEモバイルは、一言でいうとSNS好きには最強の格安SIMです。
最大の魅力はカウントフリー(対象とするコンテンツのデータ通信が消費されない)であり、SNSやLINE MUSICがやりたい放題!
だから、今までSNSで消費されていたデータ容量も関係ありません。
そのため思う存分に使い倒すことができます。

