

これはドコモに限らず、auやソフトバンクでも共通です。


更新月は契約者によって変わるため、まずは自分の更新月をチェックすることが大事です。
それにドコモ・au・ソフトバンクでは契約条件が異なるため、自分の契約条件を確認することも必要です。
さらにキャリアからMNP転出する場合は、乗り換え先の契約開始日が翌月にまたがないように、期間を調整して手続きを進めていく必要があります。
当サイトではドコモ・au・ソフトバンク別に、MNP転出する場合の解約タイミングはもちろん手数料の種類や解約日と契約開始日の関係など、まとめて解説しています。
目次
解約手数料以外にも費用が発生する!(ドコモ・au・ソフトバンク共通)


ドコモ、au、ソフトバンクといったキャリアから乗り換えをする場合、更新月(契約満期月)以外で解約してしまうと、必ず解約手数料がかかります。
これはは有名な手数料であるため、ユーザーの誰もが知っていることだと思いますが、実は他にも費用が発生するって知ってしましたか?
他社に乗り換える時に必要な費用
ドコモ、au、ソフトバンクのいづれから他社へ乗り換える場合、大きく3つの費用がかかります。
- 解約手数料 ※更新月以外で解約したら元のキャリアで支払う
- MNP転出料 ※電話番号を移動する場合、元のキャリアに支払う
- 契約事務手数料 ※乗り換える会社に支払う


例えば、ドコモから格安SIMのOCNモバイルONEに乗り換える場合(同時にMNP転出も行う)、まずドコモを解約すると今まで月額利用料金を払っていた口座からMNP転出料2,000円が引き落としされます。
続いてOCNモバイルONEを契約する場合、申し込み時に事務手数料が3,000円が発生するため、後日支払い先を指定した口座から引き落としが行われます。

さらに更新月以外で解約してしまうと、解約手数料が上乗せされます。
他社に乗り換える場合は、解約手数料、MNP転出手数料、事務手数料の3つ費用について覚えておいて下さい。
なお乗り換え先の事務手数料は約3,000円程度ですが、キャリア別でMNP転出手数料が異なります。
- ドコモ(2,000円)
- au(3,000円)
- ソフトバンク(3,000円)


キャリアの解約日と乗り換え先の契約開始日に注意!(ドコモ・au・ソフトバンク共通)
日本の制度では、MNPを行えば電話番号を変更せずに乗り換えが可能です。
手続きの手順も簡単であり、下記となります。
- キャリアからMNP予約番号を取得する
- 乗り換え先で契約をする
- 乗り換え先で回線切替をして開通する ※キャリアは自動解約
キャリアからMNP予約番号を取得しただけでは、まだ解約されません。(普通に使えます!)
乗り換え先でMNP転入が完了した時点で、自動的に解約扱いとなります。
つまり、キャリアの解約日と乗り換え先の契約開始日は同じ日になります。

更新月にMNP予約番号の取得をしても、期間を空けて更新月以外で乗り換え先で開通をすると解約手数料はもちろんですが、キャリアの月額利用料金もダブルで発生します。
余分な費用を払わないためにも、MNP予約番号の取得から乗り換え先の開通までの期間は、必ず更新月以内で完了させて下さい。

他にもMNP予約番号の有効期限が残っていても、乗り換え先で契約できないこともあります。
MNP予約番号の有効期限は15日間ありますが、格安SIM会社(MVNO)の一部では10日以上が条件です。
取得後すぐに手続きすれば問題ありませんが、日にちをあけてから手続きをすると有効期限が不足することもあります。
乗り換え先の有効期限の条件を知っておくことも大事です。

ドコモの更新月(解約手数料なし)の場合

2019年9月30日以前の契約者は、ドコモの「ずっとドコモ割りコース」などによる2年ごとに契約が見直され、更新できる仕組みです。
いわゆる2年縛りの代表的なコースです。
この期間に解約さえすれば、解約手数料(契約解除金)の9,500円が発生しません。
更新月をカウントするには、ドコモの場合は契約日の翌月からスタートし、その24か月後が契約満期月になります。
例えば、1月15日に新規契約した場合は2月からカウントスタート!(1月1日に解約した場合は例外で1月からスタート)

またドコモでは、新たにフリーコースが登場したことで解約手数料が緩和しました。
2年縛りの満期月には、ずっとドコモ割コースからフリーコースに変更できるようになり、しかもこのフリーコースであれば、いつでも解約手数料が発生しません。
つまり、フリーコースであれば実質2年縛りから解消されたことになり、解約手数料の問題も悩む必要が無くなりました。
iPhoneなどの高額なスマホ端末を購入する時に、端末購入サポートを同時に加入している場合は解約時に注意です。
特に、12ヶ月以内に解約すると、高額な契約解除金(解約手数料)が発生します。
2019年10月1日以降の契約者は、2年縛りはありませんが解約手数料が1,000円かかります。
ただし、dカードで月額利用料金を支払っている方は、解約手数料は無料となります。
ドコモユーザーが更新月をチェックする方法

チェックする方法ってあるのかな?

- ドコモスマホから(151)※無料
- 一般電話から(0120-800-000)※無料
事前に、ネットワーク番号が聞かれるため、覚えておいて下さい。
電話の場合混雑して繫がりにくいこともあるため、My docomoからチェックすることをおすすめします。
My docomoにアクセス → お客様サポート → 契約内容などをオンライン手続き → ドコモオンライン手続き → ネットワーク暗証番号入力(4桁) → ログイン → ご契約内容確認・変更 → 2ページ目に契約満了月が表示されます。
ドコモを解約するベストタイミングはいつ?

ドコモを解約する場合、カケホーダイなどのプランの料金は日割り計算されません。(SPモードなどはOK)
1日に解約しても月末の31日に解約しても同じ月額基本料金になるため、なるべく月末まで使った方が損をしません。
更新月の月末です。 このタイミングであれば、ドコモに支払う月額基本料金も無駄にならないし、解約手数料も無料になります。
それに乗り換え先の手続き期間も考えて、末日から逆算して10日前、遅くても7日前には手続きを始めるとよいです。


auの更新月(解約手数料なし)の場合

2019年9月30日以前の契約者は、2年契約をしていました。
これはドコモやソフトバンクと同じであり、2年ごとに契約が見直され更新できるようになります。
この期間に解約さえすれば、解約手数料(契約解除金)の9,500円が発生しません。
更新月をカウントするには、auの場合は契約日の翌月からスタートし、その24か月後が契約満期月になります。
例えば、2月15日に新規契約した場合は3月からカウントスタート!
当月からスタートしないため、間違えないようして下さい。
通常の2年契約プランに比べると、月額300円高くなってしまいますが、いつでも解約手数料が無料になります。

特に、乗り換えのペースが早い方には、おすすめのプランです。
特にiPhoneユーザーの方で、MNP au端末購入サポートも同時に加入している場合は要注意です!
特に12ヶ月以内に解約すると、高額な解約手数料(契約解除金)が発生します。
2019年10月1日以降の新プランを契約した方(新規契約者や2019年9月30日以前に契約した方がプラン変更をした場合)は、2年縛りはありません。
ただし、解約手数料は1,000円になります。
auユーザーが更新月をチェックする方法


My auにアクセス → スマートフォン・携帯電話 → ご契約内容/手続き → ご契約情報 → 料金割引サービス(更新月/更新期間)に契約満了月が表示されます。
auを解約するベストタイミングはいつ?

auを解約する場合、auピタッとプランなどの月額基本料金は日割り計算されません。
1日に解約しても月末の31日と同じ料金が請求されます。

更新月の月末です。 このタイミングであれば、auに支払う月額基本料金も無駄にならないし、解約手数料も無料になります。
それに乗り換え先の手続き期間も考えて、末日から逆算して10日前、遅くても7日前には手続きを始めるとよいです。


ソフトバンクの更新月(解約手数料なし)の場合

2019年9月30日以前の契約者は、2年縛りがあります。
これはドコモやauと同じであり、2年ごとに契約が見直され更新できるようになります。
この期間に解約さえすれば、解約手数料(契約解除金)の9,500円が発生しません。
ソフトバンクの更新月のカウントは、ドコモやauと少し異なり締め日になります。
しかも、10日、20日、末日の3パターンです。(2011年4月以降に契約した場合は、20日締めです。)



- ソフトバンクスマホから電話で確認 ※151
- My SoftBankにアクセス
- 契約書で確認
他に、フリープランを契約している方は、月額300円支払うことでいつでも解約手数料が無料になります。
また2019年10月1日以降の新プランを契約した方(新規契約者や2019年9月30日以前に契約した方がプラン変更をした場合)は、2年縛りだけでなく解約手数料も無料になります。
ソフトバンクユーザーが更新月をチェックする方法


- 一般電話から(0800-919-3909)※「5」(その他のサービス全般のお問い合わせ)に連絡
- My Softbankにアクセス → 基本料の下に更新期間が表示されます。
- しつもん → 請求・データ量をcheck → 電話番号・パスワード入力 → My Softbankログイン → 同意する → My Softbankと連携する → 連携完了 → しつもん → 契約内容 →更新期間が表示されます。
ソフトバンクを解約するベストタイミングはいつ?

ソフトバンクを解約月は月額基本料金が日割り計算されません。
1日でも15日でも31日に解約しても、同じ月額利用料金が請求されます。
さらに、自分の締め日があり、更新月以外に解約する恐れもあり要注意です。
自分の締め日の末日です。 このタイミングであれば、ソフトバンクに支払う月額基本料金も無駄にならないし、解約手数料も無料になります。
それに乗り換え先の手続き期間も考えて、末日から逆算して10日前、遅くても7日前には手続きを始めるとよいです。


【結論】ドコモ・au・ソフトバンクの解約は更新月が鉄則!

ドコモ・au・ソフトバンクユーザーが解約する場合、更新月であれば解約手数料はかかりません!
さらに、ベストタイミングがいつかというと?会社ごとに変わってきます。
- ドコモを解約するベストタイミング→更新月の月末
- auを解約するベストタイミング→更新月の月末
- ソフトバンクユーザーを解約するベストタイミング→自分の更新月の締め日
ドコモとauは月末、ソフトバンクの場合は契約者ごとに締め日が違うため、自分の締め日を確認しておくことが大事です。
このタイミングであれば解約手数料も払うことなく、他社に乗り換えることができます。
ただし、更新月まで月日がある場合は、解約手数料を払っても解約した方が良いです。
これは毎月支払う月額利用料金の方が高いため、解約手数料を払ってでも早めに乗り換えれば節約できます。


キャリアから乗り換えを考えている方へ

他にもお得な端末セットやキャンペーン情報なども、よかったら参考にしてみて下さい。