



mineoはシングルタイプ(データ通信専用SIM)だけでなくデュアルタイプ(音声通話SIM)でも、最低利用期間や解約違約金がありません。
いわゆる縛りがない数少ない格安SIM会社(MVNO)ということで、乗り換えもしやすいです。
ただし、mineoからMNP転出する場合はMNP転出手数料の条件があります。
案外知られていない隠れた問題であるため、本日は分かるように詳しく解説していきます。
目次
mineoの最低利用期間と解約違約金は本当になかった!



最低利用期間 | 解約違約金 | |
デュアルタイプ (通話・SMS・データ通信がOK) |
なし | なし |
シングルタイプ (SMS・データ通信がOK)(※1) |
なし | なし |
デュアルタイプとシングルタイプの両方とも、最低利用期間と解約違約金がなく条件も共通です。
それにドコモプラン(Dプラン)やauプラン(Aプラン)、ソフトバンクプラン(Sプラン)といった回線の種類に関係なく同じ条件になります。
つまり、全プランで最低利用期間と解約違約金はありません。
だから、ちょっとmineo(マイネオ)を使ってみようかな?と軽い気持ちで契約して、万が一合わなくてもすぐに解約した場合でも、費用面でも安心です。


デュアルタイプのMNP転出は超注意!手数料や縛りがある?



mineo(マイネオ)は最低利用期間や解約違約金がありませんが、これは単純に解約した場合です。
1つ注意しないといけないのが、mineo(マイネオ)から他社へ乗り換える際、MNP転出(電話番号を移動)する場合は手数料が関係する人がいます。
- 2019年9月30日以前の契約者が12ヶ月以内に解約(9,500円)
- 2019年10月1日以降の契約者(無料)
特に2019年9月30日以前の契約者が12ヶ月以内にmineoを解約してしまうと高額なMNP転出手数料がかかります。


しかし、2019年9月30日以前の契約者でも13ヶ月以降はMNP転出手数料が無料です。
だから、mineo(マイネオ)から他社へ乗り換える場合は、最低でも12ヶ月利用してから乗り換えることをおすすめします。
音声通話ができるデュアルタイプは、この注意点をよく覚えておいて下さい。



- SIMカードのサイズが対応していない
- 設定方法が分からず使えない
- OSのアップデートで使えない
上記のように、自分ではどうすることができない問題が起きて、やむ終えず解約し他社へMNP転出したとしても、解約手数料を払わないといけません。
だから、事前に対策できることは確実に行ってからmineo(マイネオ)と契約するべきだとです。
特にSIMカードのサイズは公式サイトをチェックすれば、誰でも分かることであるので、確認をしておくと良いと思います。

他にも情報交換掲示サイトのマイネ王でも解決することができます。
デュアルタイプでも解約違約金がかからない方法



ちょっとした裏技的な抜け道ですが、、詳しく1つずつ解説していきます。
MNP転出せずに解約する方法(電話番号が必要な方)

純粋にmineo(マイネオ)を解約すれば、MNP転出手数料はかかりません。
この方法は、解約はするものの現在の電話番号を捨てることになります。
つまり、現在の電話番号を使わない(必要ない)場合の方法です。


もし、今後も電話を使いたい場合は、乗り換え先で新しい電話番号を取得すればOKです。
知人や友人に新しい電話番号を教える必要はありますが、mineo(マイネオ)の高額なMNP転出手数料から逃れることができます。
それに、人によっては迷惑電話も一切無くなるから、メリットもあります。


\電話番号を捨てる方は乗り換え先を探しておこう!/
デュアルタイプからシングルタイプに変更する方法(電話番号が必要ない方)

mineo(マイネオ)を解約せず、単純にタイプ変更(プラン変更)した場合でもMNP転出手数料はかかりません。
mineo(マイネオ)では1ヶ月ごとにタイプ変更やコース変更を行うことができます。
タイプ変更の場合、変更手数料として2,160円発生するものの高額なMNP転出手数料に比べれば安いです。
ただし、シングルタイプに変更するということはデータ通信専用となり、それに電場番号がなくなるため、通話も利用できなくなります。


mineoの最低利用期間や解約違約金を他社と比較!

格安SIM会社(MVNO)の多くは、データ通信専用SIMであれば最低利用期間や解約違約金がありません。
これは、mineo(マイネオ)と同じ条件になります。
しかし、音声通話となると多くの格安SIM会社(MVNO)では最低利用期間はもちろん、解約違約金が発生することが一般的です。


格安SIMの種類 ※音声通話の場合 |
最低利用期間 | 解約違約金 |
---|---|---|
mineo(マイネオ) | なし | なし |
イオンモバイル | なし | なし |
OCN モバイル ONE | 6ヶ月 | 8,000円 |
U-mobile | 6ヶ月~ | 6,000円~ |
NifMo | 7ヶ月 | 8,000円 |
UQモバイル | 12ヶ月 | 9,500円 |
楽天モバイル | 12ヶ月 | 9,800円 |
IIJmio | 12ヶ月 | 1,000円 |
LINEモバイル | 13ヶ月 | 9,800円 |
BIGLOBEモバイル | 13ヶ月 | 8,000円 |
エキサイトモバイル | 13ヶ月 | 9,500円 |
mineo(マイネオ)と同じく最低利用期間と解約違約金がないのはイオンモバイルだけです。
ただし、mineo(マイネオ)と同じくMNP転出手数料が発生し、契約後180日以内であれば8,000円(税抜き)であり、181日以上になると3,000円(税抜き)になります。
条件が多少違うものの、利用日数が長いほどMNP転出手数料は安くなる仕組みはmineo(マイネオ)と同じです。



mineoは最低利用期間や解約違約金はないがMNP転出は要注意!

mineo(マイネオ)は、全プランで最低利用期間だけでなく、解約違約金もない好条件の格安SIM会社(MVNO)です。
ただし、デュアルタイプの場合は解約と同時にMNP転出するとMNP転出手数料が関係する方がいます。
特に2019年9月30日以前の契約者が12ヶ月以内にMNO転出してしまうと、9,500円という高額な手数料になるため、要注意です!
このように、MNP転出手数料について考慮しないといけませんが、縛りがなく他社からの乗り換えもしやすいです。
そのため、はじめて格安SIMを使う方には敷居が低く契約もしやすいと思います。
