





目次
【ステップ1】楽天モバイルに乗り換えるとできないことを知っておこう


もしすでに知っていたら、ここの項目は飛ばしてもOKです!

- ソフトバンクメールが使えなくなる
- SUPER FRIDAYの特典がなくなる
- Tポイントが貯まらなくなる
- ソフトバンクまとめて支払いができなくなる
- インターネットとの併用割引から外れる
ソフトバンクメールが使えなくなる

まずは、今までソフトバンクから提供されていた「○○○○@softbank.co.jp」というメールアドレスが、完全に使えなくなります。
そのため、普段からメールを使っていた方は、別のメールアドレスを取得しないといけなくなります。
とは言っても、GmailやYAHOOメールといったフリーメールアドレスを無料で取得できるので、困ることはありません。
むしろ、スマホだけでなくパソコンからでもメールの送受信ができるようになるため、便利になります。

SUPER FRIDAYの特典がなくなる

ソフトバンクユーザーにとって、毎週金曜部に開催されるSUPER FRIDAYはとても楽しみだったと思います。
しかし、楽天モバイルに乗り換えてしまうと、完全に特典を受けることができなくなるため、注意して下さい。
ただSUPER FRIDAYの特典が無くなっても、楽天モバイルでも定期的にキャンペーンが開催されるし、それに同じ楽天グループでもポイントアップキャンペーンが常に行われています。
そのため、むしろ楽天モバイルに乗り換えたことでキャンペーンの幅が広がり、お得になります。

Tポイントが貯まらなくなる

ソフトバンクを使っていた時には、携帯の利用料金を支払うと同時にTポイントも貯まる状態でした。
しかし、楽天モバイルに乗り換えると当然Tポイントは貯まらなくなりますが、ソフトバンク以外の場所では引き続き貯めることができるため、ご安心下さい。
TSUTAYAはもちろん、ファミリマートやサークルK・サンクス、ガスト、ロッテリアなど全国にある有名店はもちろん、AmebaやGyaoストアといったネットでも貯めることができます。
だから、今まで苦労して貯まったTポイントも、引き続き貯めることができます。

ソフトバンクまとめて支払いができなくなる

ソフトバンクまとめて支払い(いわゆるキャリア決済)が使えなくなるため、ソフトバンクの月額利用料金の支払い以外のサービスでもソフトバンクまとめて支払いにしていた方は、注意して下さい。
そのままにしておくと別のサービスの支払いが滞納となってしまうため、事前にクレジット払いや口座振替といった決済方法に変更しておいて下さい。
決済方法を変更しておけば、そのまま契約している別のサービスも引き続き使うことができます。
一度、ソフトバンクまとめて支払いを利用しているすべてのサービスを確認しておきましょう!

インターネットとの併用割引から外れる
ソフトバンクスマホと光回線をセットで契約している方は、おうち割 光セットの割引が適用されていると思います。
人によっては最大毎月1,000円割引されるためとてもお得なサービスですが、ソフトバンクを解約してしまうとこの光回線の料金が割引前に戻ります。

そのため、光回線も同じ楽天グループの楽天コミュニケーションズ光に変更することをおすすめします。
楽天モバイルと併用することで、毎月200ポイントを貰うことができるし、何よりも新規契約で10,000円以上のキャッシュバックが期待できるため、お得度はむしろ大きくなります。


【ステップ2】楽天モバイルのプランや料金を決めておこう!





楽天モバイルには、スーパーホーダイと組み合わせプランの2種類に分かれてきますが、それぞれのプランによって利用できるSIMカードの種類が違います。
さらに、ドコモ回線とau回線の2つのうち1つを選択する必要があるため、一言にプラン選びといっても複数の選択肢から組み合わせて選ぶ必要があります。
【プラン選びのコツ①】使いたいSIMカードの種類は何?

スーパーホーダイは通話定額のプランであるため、SIMカードの種類は音声通話SIMのみになります。
しかし、組み合わせプランを選ぶ場合、SIMカードの種類は全部で3種類です。

- 通話SIM ※通話・データ通信・SMS・緊急電話がOK
- 050データ通信SIM ※データ通信・SMSがOK
- データ通信SIM ※データ通信がOK

【プラン選びのコツ②】回線はどの種類を選ぶ?

楽天モバイルはドコモ回線とau回線から選択することができるマルチ回線の格安SIM会社(MVNO)です。
今まで使っていたソフトバンク回線と違うため、どちらか1つを選択しないといけませんが、一部のプランでは回線が限定されます。。

ドコモ回線 | au回線 | |
スーパーホーダイ |
![]() OK |
![]() NG |
組み合わせプラン(通話SIM) |
![]() OK |
![]() OK |
組み合わせプラン(050データSIM) |
![]() OK |
![]() OK |
組み合わせプラン(データSIM) |
![]() OK |
![]() NG |

ドコモ回線であれば、どのプランを選んでも利用できるため問題はありませんが、au回線ではスーパーホーダイと組み合わせプランのデータSIMでは利用することができません。
そのため特にau回線を利用したい一部の方は、選択肢が狭まります。
ただし、基本的にソフトバンクスマホはSIMロック解除と呼ばれる手続きを事前にしておくことで、楽天モバイルでもドコモ回線でもau回線でも利用することができます。(一部の機種を除く)

またドコモ回線とau回線の違いが気になる方は、別の記事も参考にしてみて下さい。
【プラン選びのコツ③】プランはどれを選ぶ?


- スーパーホーダイ(通話定額が欲しい方)
- 組み合わせプラン(通話定額がいらない方)
どちらかのプランを選んだうえで、次は各プランの月額利用料金やデータ容量(1ヶ月に利用できるパケット)の選択になります。


※表をなぞると虫眼鏡になります

- 楽天会員の場合(500円割引)
- ダイヤモンド会員の場合(500円割引)※1年目と対象月のみ
- 2年契約の長期割(500円割引)
- 3年契約の長期割(1,000円割引)


ソフトバンクと契約していた時に、かけ放題を使っていた方はこのスーパーホーダイがピッタリなプランです。
なお、スーパーホーダイではデータ容量、契約年数、そして楽天会員の種類でプランを絞ることができます。
特に楽天会員の種類は重要であり、ランクが高いほど割引がされる仕組みになっています。
そのため、スーパーホーダイを利用する方は最低でも楽天会員になっておくと良いです。




組み合わせプラン | 通話SIM | 050データSIM | データSIM |
ベーシックプラン(※1) | 1,250円 | 645円 | 525円 |
3.1GBプラン | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
5GBプラン | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GBプラン | 2,960円 | 2,380円 | 2,260円 |
20GBプラン | 4,750円 | 4,170円 | 4,050円 |
30GBプラン | 6,150円 | 5,520円 | 5,450円 |

組み合わせプランではデータ容量とSIMカードの種類を選ぶことで、自分に合った希望のプランを1つに絞ることができます。
どのプランを選んだとしても、ソフトバンクを使っていた時の月額利用料金より5,000円以上は安くなります。

- ベーシックプラン(メールやLINEをする程度の方)
- 3.1GBプラン(毎日ネットを見る方)
- 5GBプラン(毎日ネットを見てたまに動画も見る方)
- 10GBプラン(毎日動画を見る方)
- 20~30GBプラン(長時間動画だけでなく音楽なども楽しむ方)
【確認必須】乗り換え前に事前準備をしておこう!



乗り換える前の準備としては、大きく3つあります。
まずはどんなことを準備すれば良いのか?確認してみましょう!
- 自分のスマホが楽天モバイルに対応しているか?
- SIMロック解除が必要かどうか?
- ドコモの解約手数料はかかるのか?
【ステップ3】自分のスマホが楽天モバイルに対応しているか?機種をチェックする!


端末セットで契約する方は飛ばしてもOKです。
まず楽天モバイルではさまざまな端末を利用することができますが、LTE非対応の3G端末はデータ通信ができません。(ガラケーなど)
そのため、自分の端末の機種が対応しているかどうか、まずは公式サイトにある動作確認済み端末検索からチェックする必要があります。


自分のスマホの機種もしくはメーカーをキーワード入力してみて下さい。
すると、楽天モバイルの対応状況が表示されます。

- 回線の種類(ドコモスマホに対応する回線が分かります)
- SIMサイズ(SIMカードのサイズが分かります)
- 備考(利用できないサービスや注意点が分かります)

まず回線の種類ですが、「ドコモ/au」と表示されていれば、ドコモ回線もau回線もOKです。
他に、「ドコモ」もしくは「au」のみの表示であれば、回線の種類が限定されます。
続いてSIMサイズを確認します。これは申し込みの時にSIMカードのサイズを入力する時に必要です。
忘れないように、必ずメモをしておきましょう。
最後に備考に記載されている場合、一部のサービスが利用できません。
特にテザリングについて記載されているため、利用する方は確認しておくと良いです。

【ステップ4】超重要!ソフトバンクスマホはSIMロック解除が必須


ソフトバンクスマホは、今使っているスマホの状態では楽天モバイルをそのまま使うことができません。
一度、ソフトバンクに連絡して、「SIMロック解除」と呼ばれる手続きを行う必要があります。
ただし、このSIMロック解除を行うことが端末には、条件があります。
- 2015年5月以降に発売された機種(例:iPhone6s以降~最新機種)
- 端末を一括購入している機種
- 端末購入後、101日以上経過している機種(分割購入の場合)
条件に問題なければ、ソフトバンクショップとネット(WEB)のいづれから連絡して手続きを行ってみて下さい。
手続き方法 | 解除手数料 | 利用時間 | |
ソフトバンクショップ | 窓口対応 | 3,240円 | 10:00~19:00(20:00までの店舗もあり) |
ネット(スマホ) |
公式サイト(My softbank)にアクセス(※1) |
無料 | 9:00~20:00 |
ネット(パソコン) |
公式サイト(My softbank)にアクセス(※2) |
無料 | 9:00~20:00 |
(※2)公式サイト(My softbank)にアクセスして「ログイン」 → 「料金プラン/オプションの確認・変更」 → 「SIMロック解除対象機種の手続き」 → 「IMEI番号を入力」 → 「解除手続きをする」 → 「解除コード」をメモ ※iPhoneはなし → 「SIMロック解除方法をみる」
特に解除手数料は要注意です。手続き方法によって料金が変わります。
正直、余分な費用を負担するのはもったいたいため、ネット(WEB)対応を強くおすすめします。


【ステップ5】解約手数料が発生するタイミングかも!?



新規や機種変更に関係なく、大抵ソフトバンクスマホを持っている方は2年契約をしていると思います。
できるのであれば、必ず更新月にタイミングを合わせて解約するのがベストな選択なのですが、更新月まで時間がある人は解約違約金を払っても今すぐ解約した方が良いです。
それは毎月払う月額利用料金を比べた場合、楽天モバイルなら約500~7,000円、ソフトバンクでは8,000円以上かかります。
この料金の差を考えても、早めに解約した方が得をするからです。

【実践編】ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える方法



- ソフトバンクでMNP予約番号を取得する
- 楽天モバイルの申し込むと本人確認書類の提出
- SIMカードの挿入&回線切替設定
- 初期設定
1つ1つ自分で手続きをしないといけませんが、どれも特別難しいことではありません。
早い人であればトータル約25分もあればすべての手続きを終えることができます。

【ステップ6】ソフトバンクでMNP予約番号を取得する(約5分)


電場番号を移さない方は、飛ばしてOKです!
ソフトバンクから楽天モバイルに電話番号を引き継ぐ場合、MNP転出と呼ばれる手続きが必要です。


そのためには、「MNP予約番号と呼ばれる番号」を取得するため、一度ソフトバンクに連絡しないといけません。
取得方法としては、ソフトバンクショップ、電話対応、ネット(WEB)対応の3つの方法があります。


楽天モバイルで、このMNP予約番号を使う場合は有効期限が10日以上残っていることが条件になります。
そのため、取得したらできるだけ早めに申し込みをするようにすると良いです。
また、電話番号の移動手続きであるため、データ移動は関係ないから安心して下さい。


【ステップ7・8】楽天モバイルに申し込みと本人確認書類の提出(約10分)


その前に、まずは準備物を用意しておきましょう!
- クレジットカードもしくはデビットカードもしくは銀行口座
- 身分証明書(運転免許証・パスポートなど)
- メールアドレス(PCメール・フリーメールなど)
- MNP予約番号(電話番号を引き継ぎたい方)
- 楽天会員のIDとパスワード ※あると手続きがスムーズ
楽天モバイルの場合、他の格安SIM会社(MVNO)とは違って、複数の支払い方法を用意しています。
クレジットカードを持っていなくてもデビットカードや口座振替が対応だから便利です。
ただし、必ず契約者と支払人は同一人物に合わせて申し込むようにしましょう。
また楽天会員のIDやパスワードですが、申し込みの時に作成することもできます。
そのため、まだ楽天会員でなくても問題ありません。


- MNP転出手数料(3,000円)※ソフトバンクに支払う
- 登録事務手数料(ドコモ回線:3,394円もしくはau回線:3,406円)※楽天モバイルに支払う
初期費用の確認、そして申し込みに必要な物を用意ができたら、実際に申し込みの流れを説明していきます。


楽天モバイルの公式サイトが表示されるため、「お申し込み」ボタンをタップします。

楽天モバイルではWEBとショップの2つの方法で申し込みができます。
ここでは、WEBから手続きする方法を紹介するため、「今すぐWebでお申し込み」をタップします。


申し込みのステップは、全部で5ステップです。
ステップ①のタイプ選択では、お申し込み回線、商品の選択(SIMカードもしくは端末セット)、SIMカードの種類、プラン、SIMサイズなどを選択します。
ステップ②ではオプション選択、ステップ③ではアクセサリーの購入の画面ですが、自分の希望に合わせて選択すればOKです。

楽天モバイルでは、選択するごとに現在の月額利用料金が画面に表示されます。
自分の選択したプランも同時に分かるため、チェックしておくと良いです。
ステップ④ではお客様情報の入力で契約者情報や支払い情報の入力、本人確認種類のアップロード、支払い方法の選択を行います。
最後にステップ⑤で利用者規約の確認を行い、申し込みを行うと手続きが終了します。
はじめてでも簡単に手続きができます。
【ステップ9】SIMカードの挿入&回線切替設定を行う(約5分)
楽天モバイルに申し込みをすると、早くて約2~3日、遅くても1週間程度で商品(SIMカードもしくは端末セット)が自宅に届きます。
商品が到着するまでの期間は、申し込みのタイミングや審査状況によって変わるため、大まかな目安だと考えて下さい。


必ずスマホの電源を切ってから始めて下さい。

例えばiPhoneの場合、購入時に付属していたSIMピン(銀色のピンセットのようなもの)を用意して下さい。
これをiPhone本体の横のSIMトレイの小さな穴に差し込み、奥に押します。
すると自動的にSIMトレイが手前に出てきます。

次にSIMトレイを完全に引き出したら、ここに楽天モバイルのSIMカードをのせます。
この時、SIMカードの裏表には注意して下さい。(必ず金色面を下にして設置)
もし逆に設置してしまうと最悪破損する恐れがあるため、十分に注意して下さい。



この回線切替を行うまでは、まだソフトバンクの回線が普通に使えます。
そのため、楽天モバイルの回線でも使えるように回線切替という作業を行わなければいけません。
回線切替方法としては、電話から手続きすればOKです。
楽天モバイル開通受付センター(TEL:0800-805-1111)
連絡をすれば回線切替は終了し、約15~60分で通話をすることができます、
これで無事MNP転出が完了しました。


楽天モバイルの回線切替が完了と同時に、ソフトバンクでは自動的に解約扱いとなるため、必要ありません。
【ステップ10】初期設定をすれば乗り換え完了!(約5分)

この設定が終われば、遂に楽天モバイルが開通です。
楽天モバイルでデータ通信を行うためには、初期設定(APN設定)を行う必要があります。
この初期設定方法はiPhoneとAndroidて手順が違うため、注意して下さい。
また、iPhoneの場合はWi-Fi環境が必要になるため、事前に準備しておくことも忘れずに!


ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるために10ステップをおさらい!


- 楽天モバイルに乗り換えるとできないことを確認しておく
- プランや料金、回線を決めておく
- 自分のソフトバンクスマホが対応機種がどうかチェックする
- SIMロック解除が必要ならソフトバンクに連絡して手続きをする
- ソフトバンクの解約手数料がかかるかどうかチェックする
- 電話番号を引き継ぐならソフトバンクに連絡してMNP予約番号を取得する
- 楽天モバイルに申し込みをする
- 本人確認種類を提出する
- SIMカードを挿入&回線切替設定
- 初期設定をする(乗り換え完了)
ソフトバンクから楽天モバイルの乗り換えは、大きく10ステップの手順でOKです。
この作業を1つ1つ行っていけば、誰でも開通をすることがでるし、それに案外簡単に乗り換えることができます。
しかし、乗り換えが難しく感じたり抵抗があるのは、手順や手続き方法が全く分からなかったり、途中で戸惑ってしまう場合です。
この問題さえ解決できれば誰でもスムーズに乗り換えることができます。
もし、迷ったら当サイトの記事があなたの助けるになるため、もしもの時は参考にしてみて下さい。

