



mineo(マイネオ)には短時間通話向けのオプションとして10分かけ放題がありますが、長電話するとどうなるのでしょうか?
特に、通話料金を気にする方は高額にならないか心配だと思います。
そこでmineo(マイネオ)の10分かけ放題の特徴や注意点、それに通常料金との違いについても計算しています。
それに10分かけ放題を使った方が良い人も紹介し、他社の長電話向きの格安SIMやオプションについて紹介します。
目次
mineo(マイネオ)のオプション10分かけ放題とは?

mineo(マイネオ)の10分かけ放題は、月額850円(税抜き)を支払うと、10分以内であれば何度通話をしても無料になるお得なオプションです。
また10分以上超過した場合でも、通常30秒/20円(税抜き)なのですが30秒/10円(税抜き)の半額になってしまい、長電話をしても料金がお得になります。
これは、通常の電話アプリを利用するのではなく、mineoでんわと呼ばれる独自の専用通話アプリを使うことで、通話料金が格安になります。
だから、普通に電話をかけるよりも明らかに通話料金は安くなり、節約できます。


オプション10分かけ放題の3つのメリット!

- 10分以内なら無制限に電話ができる!
- 10分以上の通話料金は通常の半額!
- 音質は変わらない!
通話料金が安くなるのは言うまでもありませんが、それ以上に助かることがサービスなどの機能面です。
特に10分以上通話を防ぐために、専用アプリのmineでんわでは通知設定時間を設定しておくで、超過したタイミングでサウンドやバイブレーションで連絡してくれます。
そのため、うっかりして長電話しても事前に防いでくれるから安心です。


オプションの10分かけ放題は、mineoでんわからの発信が必要になります。
そのため、アプリをインストールできないガラケーでは利用できません。
もしガラケーのような機能で10分かけ放題を使う場合は、ガラホ(外見はガラケーだけど中身はスマホ)を使うと良いです。
ただし、ガラケーでも通常の通話なら可能であるため、mineo(マイネオ)ではここが少し条件が違うところです。
mineo(マイネオ)のオプション10分かけ放題の3つの注意点!

mineo(マイネオ)の10分かけ放題は、通話料金を大幅に節約できて格安だからお得です。
しかし、注意点もいくつかあるため知っておくことが大事です。
1度も通話をしなくても月額料金850円(税抜き)がかかる!
10分かけ放題は月額料金制です。
日割り計算ではないため、1回も使わなくても月額料金の850円(税抜き)が必ず発生します。


フリーダイヤルや110・119には通話ができない!
mineoでんわからの発信は、プレフィックスと呼ばれる格安SIM独自の通話システムになります。

mineoでんわから利用できませんが、通常の通話アプリからであればいつも通り普通に利用することができます。

シングルタイプ(データ通信のみ)では契約できない!
mineo(マイネオ)には、デュアルタイプ(音声通話とデータ通信ができる)とシングルタイプ(データ通信のみ)の2つのSIMカードがあります。
しかし、オプションの10分かけ放題はシングルタイプ(データ通信のみ)では契約ができません。
これはシングルタイプ(データ通信のみ)には、090や080番号の情報がSIMカードに登録しておらず、通話ができないためです。


10分かけ放題がどのくらい安くなるか計算して比較!

オプションの10分かけ放題は、月額850円(税抜き)の固定制です。
では、普通に電話した場合の通話料金と比較したら、どのくらい安くなるでしょうか?


通話時間 | 10分かけ放題の場合(1回あたり) | 普通に通話した場合(1回あたり) |
10分以内 | 850円(オプション基本料金) | 400円(1回あたり30秒/20円) |
20分以内 | 850円(オプション基本料金)+200円(超過10分以上の料金)=1,050円 | 800円(1回あたり30秒/20円) |
30分以内 | 850円(オプション基本料金)+400円(超過10分以上の料金)=1,250円 | 1,200円(1回あたり30秒/20円) |
1回あたりの通話料金を比較すると、いづれの通話時間も普通に通話した方が安いです。
しかし、複数回通話をした場合を比べると逆転します。
通話時間 | 10分かけ放題の場合(複数回あたり) | 普通に通話した場合(複数回あたり) |
10分以内 | 850円(オプション基本料金)※固定 | 400円(1回あたり30秒/20円)×3回=1,200円 |
20分以内 | 850円(オプション基本料金)+200円(超過10分以上の料金)×2回=1,250円 | 800円(1回あたり30秒/20円)×2回=1,600円 |
30分以内 | 850円(オプション基本料金)+400円(超過10分以上の料金)×2回=1,650円 | 1,200円(1回あたり30秒/20円)×2回=2,400円 |
つまり、10分以上の通話を3回以上、20分や30分以上の通話を2回以上通話をすると、10分かけ放題で契約した方が、はるかにお得で通話料金も節約することができます。


mineo(マイネオ)で10分以上の通話を複数回行う場合の料金対策!
mineo(マイネオ)の10分かけ放題は、10分以内であれば月額850円(税抜き)以上はかかることはありません。
しかし、10分以上となると超過となり30秒あたり10円が発生するため、長電話する方にとっては、料金がかさみます。


例えば、LINEの無料電話やSkypeを活用すれば通話代は無料です。
ただしIP通話(インタネット回線)であるため多少通話品質は落ちますが、料金を大幅に節約することができます。


10分以上長電話をする人は他社の格安SIMの方がお得!

10分以上の長電話を、LINEの無料電話やSkypeで通話したくない方は、mineo(マイネオ)以外の格安SIMを考えてみるのも1つの方法です。

ワイモバイルののスーパーだれとでも定額
ワイモバイルには、オプションとしてスーパーだれとでも定額があります。
月額1,000円(税抜き)で通話時間はもちろん、回数も無制限で利用することができます。
しかも、090や080番号、050番号のIP電話、固定電話など相手の電話番号の条件関係なしに、だれでも通話ができます。
特に、複数の方と頻繁に長電話をする方はおすすめです。

OCNモバイルONEのトップ3かけ放題
OCNモバイルONEには、3つのかけ放題(オプション)がありますが、その中のトップ3かけ放題がおすすめです。
1ヶ月の通話時間の合計を計算し、上位3人分の通話代が月額850円(税抜き)で利用できます。
そのため、特定の人と頻繁に通話する方はおすすめといえます。


mineo(マイネオ)は長電話は不向きだが10分以内なら使うべき!

mineo(マイネオ)の10分かけ放題は、月額850円(税抜き)で10分以内であれば無制限で利用できますが、10分以上超過すると通話料金が発生します。
そのため、10分以上通話する場合はLINEの無料電話やSkypeなどのアプリで対策する必要があり、長電話には向いていません。
どちらかというと10分以内の短時間向けのオプションであり、さらに1ヶ月に複数回の短時間通話をするのであれば、通話料金をグッと節約ができます。
だから、短時間しか通話しない方はオプションとして契約しても問題ないと思います。

