





というわけで、今回の記事は乗り換えと機種変更を同時に行う場合(端末セット)の手続き方法や手順について解説していきます。
申し込み前の準備から開通までの流れが理解できるため、端末セットを検討している方は是非チェックしておきたいところです。
目次
【全体像】他社から格安SIMへ乗り換え(機種変更を同時にする場合)

- 【ステップ1】どこで端末を購入するか?
- 【ステップ2】格安SIMを決める(音声通話を使うか?データ容量はどのくらい使うか?)
- 【ステップ3】現在使っている携帯会社の名義人をチェックする
- 【ステップ4】現在使っている携帯会社からMNP予約番号を取得する ※音声通話を使う方のみ
- 【ステップ5】格安SIMの申し込みをする
- 【ステップ6】自宅に端末セットが届いたら開通&古い端末のデータ移動

【ステップ1】どこで端末を購入するか?

まずは機種変更する端末を選ぶ必要があります。
端末の購入先は大きく2つあり、1つが自分が利用したい格安SIM会社(MVNO)の端末セットで契約する方法です。
もう1つは端末セットではありませんが、店舗やネット通販で端末を購入する方法があります。
格安SIM会社(MVNO)の端末セットを購入する場合

格安SIM会社(MVNO)の端末セットは、SIMフリー端末と呼ばれる回線の種類が限定されないスマホを扱っています。
回線が限定されないから、回線と端末の対応状況をチェックする必要もありません。(そのまま使えます)
また、端末セットの良い点は初期設定が必要がないため、自宅に届いたらすぐに使うことができます。


店舗やネット通販でSIMフリー端末などを購入する場合

大手家電量販店などの店舗や、アマゾンや楽天、それにヤフオクといったネット通販で購入して、機種変更することもできます。
いわゆる白ロム(SIMカードが入っていない端末)を購入する方法です。
店舗やネット通販で端末を購入する場合は、契約したい格安SIM会社(MVNO)の回線と購入する端末が対応しているかどうかチェックしておかないといけません。
最悪使えないこともあるため、事前に公式サイトになる動作確認端末検索からチェックする必要があります。


【ステップ2】格安SIMを決める(音声通話を使うか?データ容量はどのくらい使うか?)

機種変更したい端末が決まれば、次は利用したい格安SIM会社(MVNO))のプラン選びです。
各社プランも複数あってとても悩むところですが、ポイントは3つしかありません。
そのため、ポイントさえ分かれば簡単に自分に合ったプランを選ぶことができます。
- 音声通話を付けるか?付けないか?
- データ容量はどのくらい使うか?
- オプションは付けるか?付けないか?


音声通話を付けるか?付けないか?

格安SIM会社には、次の3つのプラン(SIMカードの種類)があります。
- 音声通話対応SIM(音声通話・SMS・データ通信がOK!)※乗り換えの基本
- SMS付のデータ専用SIM(SMS・データ通信がOK!)
- SMSなしのデータ専用SIM(データ通信がOK!)
今使っている携帯会社がドコモ・au・ソフトバンクといったキャリアの場合、音声通話対応SIMを選べば問題ありません。
今までと同じ使い方ができるため、困ることはありません。
音声通話が必要がない方は、データ専用SIMを選べばOKです。


データ容量はどのくらい使うか?

続いてコース選びです。各社には、データ容量別に複数のコースが分かれています。

- 1~2GB以内の小容量(毎日メールやLINE程度の方)
- 3~7GBの中容量(毎日ネットを見る方でたまに動画を再生する方)※一般的な人
- 10GB以上の大容量(毎日動画を頻繁に見る方)
一般的に1ヶ月に使うデータ容量は3GBと言われています。
この数値を基準にして、自分の利用状況から判断しコースを選ぶと良いと思います。


オプションは付けるか?付けないか?

格安SIMにも、通常の月額基本料金の他に任意でオプションを付けることができます。
オプションの種類や数も各社バラバラであり、さまざまな特徴があります。

- かけ放題(通話定額):3分~無制限までさまざまなかけ放題があります。
- 050サービス:IP電話を使用した通話ができます。
- 端末保証:自社・他社関係なく破損や修理などの対応ができます。
- セキュリティチェック:主ににAndroid端末を中心に外部から守ります。
- フィルタリング:子供のスマホ使用を管理することができます。
オプションは誰でも追加することができますが、強制ではないため、必要な種類のみ契約すればOKです。


【ステップ3】現在使っている携帯会社の名義人をチェックする

格安SIM会社(MVNO)への乗り換えを行う場合、契約前後の名義人が同一人物でないと契約することができません。
特に18歳未満の未成年が利用している場合、契約者は親だと思います。
この場合乗り換え先の格安SIM会社(MVNO)で利用する方も未成年ですが、名義人は親にしておきましょう!


【ステップ4】現在使っている携帯会社からMNP予約番号を取得する ※音声通話を使う方のみ


現在使っている携帯会社から新しく利用したい格安SIM会社(MVNO)に電話番号を移動したい場合は、MNP転出という手続きが必要になります。
MNP転出を行うためには、MNP予約番号(有効期限を含む)と呼ばれる専用の番号を、現在使っている携帯会社から取得しないといけません。
手続き方法としては、電話やネット(WEB)、それに店舗受付といった3つの方法があり、どれも無料で取得することができます。


【ステップ5】格安SIMの申し込みをする

格安SIM会社(MVNO)のプランや端末が決まったところで、いよいよ申し込みになります。
申し込みの前に、まずは必要な物を準備しておかないと手続きがスムーズに進みません。
そのため、ここでは「準備編」と「申込編」に分けて解説していきます。
【準備編】申し込み時に必要な物は何?

ネット(WEB)受付や店舗受付に関係なく、格安SIM会社(MVNO)と契約するには必要な物を準備しないと契約ができません。
- MNP予約番号 ※電話番号を移動したい場合のみ
- 身分証明書(本人確認書類)※運転免許証や保険証など
- クレジットカード
- フリーメールなどのメールアドレス
特にクレジットカードは、格安SIM会社(MVNO)の定番の支払い方法です。
格安SIM会社(MVNO)によっては口座振替やデビットカードといった支払い方法も用意していますが、必ず1枚のクレジットカードを用意しておくと手続きが楽です。
他にメールアドレスは、格安SIM会社(MVNO)と連絡できるものであればフリーメールでもパソコンのメールでもOKです。
【申込編】申し込み場所はネット(WEB)受付にする?店舗受付にする?

いよいよ格安SIMの申し込みです。手続き方法としては大きく2つあります。
- ネット(WEB)受付 ※24時間365日可能
- 大手家電量販などの店舗受付 ※営業時間内のみ
ネット(WEB)であれば、すべての格安SIM会社(MVNO)で用意されているため、インターネットさえ繋がればスマホでもパソコンでも契約することができます。
それにネット(WEB)限定のお得なキャンペーンもある格安SIM会社(MVNO)もあります。
店舗の場合、主に家電量販店が中心ですが格安SIMの種類によっては独自店舗もあります。
ただし、営業日や営業時間内しか新規契約ができず、場所によっては新規契約ができない店舗もあるため注意して下さい。

それまでに古い端末のデータのバックアップを行っておきましょう!


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【ステップ6】自宅に端末セットが届いたら開通&古い端末のデータ移動

端末セットの場合、SIMカードが挿入されており、さらに初期設定(APN)も終わっているため、電源をつければそのままネットなどのデータ通信を楽しむことができます。
ただし、電話をする場合は各社バラバラであり、すぐに通話ができる種類もあれば回線切替を行わないと通話ができない場合もあります。

旧端末から新端末へデータ移動する
最後に旧端末から新端末のデータ移動することで、乗り換えと機種変更が終了します。
データ移動はiPhoneとAndroidによって方法が異なり、さらに個別のアプリをインストールしている場合は、1つずつ行わないといけません。
iPhoneであればiCloud、AndroidであればGoogleアカウントを使って同期すれば簡単です。


【結論】格安SIMの端末セットで契約すれば乗り換えは超楽!

他社から格安SIMに乗り換えと機種変更する場合は、端末セットがおすすめです。
特に対応端末やSIMサイズといったチェック項目を事前に行う必要がなく、それに自宅に端末セットが届いたらすぐにネットを楽しめます。
そのため機械操作が苦手な方は、楽々乗り換えができて開通も可能です。
もし格安SIMに興味があるけどちょっと抵抗がある!という方は、端末セットで契約すればその心配も必要ないので、1つ検討してみると良いと思います。
