



IIJmioは老舗的な格安SIM会社(MVNO)ということもあって、時代に合わせたサービスを適用しています。
特に家族向けのプランやかけ放題は評判が高く、契約者も多いことで有名です。
そんな信頼と実績があるIIJmioについてメリットをまとめてみました。
複数のメリットがありますが、乗り換えや契約変更などで1つ参考になればと思います。
\公式サイトでも特徴が分かるよ!/
目次
IIJmioの特徴を詳しく知るために「中の人」と会ってきました!

私自身、格安SIMの記事を執筆していることもあり、今回ちょっとした縁でIIJmioのセミナーに参加する機会がありました。
当日はIIJmioのサービスの特徴や取扱中の格安スマホ(端末セット)の情報だけでなく、個別でも疑問や質問についてたくさん聞くことができました。
そして今回IIJmioのメリットとデメリットを紹介するにあたり、特別に「営業担当者」と「技術開発担当者」2人のスペシャリストから生の声をまとめ、公式サイトに載っている表の情報はもちろん、いわゆる「中の人」が教えてくれた裏の情報まで紹介していきます。


厳選!IIJmioの10個のメリット

IIJmioを紹介するとなると、メリットが多いため語り尽くせません。
その中でも、他社の格安SIM会社(MVNO)と差別化した特徴(サービスやプランなど)を厳選して紹介します!

- ファミリーシェアプランがあるから家族で使う場合は最適!
- エコプランの利用で余ったデータ容量を割引できる
- 新機種やアップデートの対応がどこよりも早い
- 家族向けのかけ放題もあり!2種類から選択できる
- 端末セットが豊富で品揃えが良い
- マルチ回線だから利用しやすい
- バースト転送があるから低速時でも快適に使える
- 初月は日割り計算してもらえる
- 2年以上利用すると長期利用特典がある
- 音声通話SIMでも解約条件が緩い

家族同士で使う場合は最適!ファミリーシェアプランがある

IIJmioでは1つのプランに対して複数の人がデータ容量を利用できるシェアSIMを利用できます。
特にファミリーシェアプランでは同時に5人まで契約がOK!(もちろん1人でも利用可)
音声通話機能付きSIM | SMS機能付きSIM | データ通信専用SIM | |
ファミリシェアプラン(12GB) | 3,260円 (タイプD、タイプA) |
2,700円 (タイプD、タイプA) |
2,560円 (タイプDのみ) |

対象条件も単身赴任者から父・母・兄・弟といった核家族や2世帯家族や1人が複数回線を契約してもOKです!
データ容量は12GBに決まっているものの、4人で利用したとしても1人3GB(一般的な1ヶ月のデータ利用量)も使うことができます。
それに音声通話機能SIM、SMS機能付きSIM、データ通信専用SIMを1人1人選択できるため、最適なSIMカードを選ぶことができるため、使い勝手が良いです。


エコプランの利用で余ったデータ容量を割引できる

一般的に余ったデータ容量を翌月に繰り越すことが、格安SIMでも常識です。
しかし、IIJmioはこの常識を変え、データ繰越以外にも余ったデータ容量を月額基本料金から割引できるエコプランがあります。
音声通話機能付きSIM | SMS機能付きSIM | |
エコプランミニマム(3GB) | 1,600円 | 900円 |
エコプランスタンダード(7GB) | 2,400円 | 1,700円 |
割引 | 100円の割引(0.5GBごと) |
余ったデータ容量は0.5GBごとに月額基本料金から100円割引することができます。
それにデータ容量を使い切ったとしても通常の月額基本料金が請求されるだけであるから、まさに節約志向向けのお得なプランといえます。


新機種やアップデートの対応がどこよりも早い

IIJmioではさまざまなメーカーの機種、そしてiPhoneだけでなくAndroidも動作確認端末として利用できます。
特に人気のiPhoneシリーズやSIMフリーの格安スマホの場合、次から次へと新機種が登場し、その度にIIJmioでも動作確認やアップデートに対応しないといけません。
これはIIJmio限らず他社でも同じように技術開発担当者行うのですが、IIJmioは業界の中でも対応が爆速で有名です。
10/31配信が開始された iOS 12.1 に対応したiPhoneを検証しました。すべての端末で今まで同様にご利用いただけます。iPadの検証は実施中です。今しばらくお待ちください。
— IIJmio (@iijmio) 2018年11月2日


家族向けにも最適!2種類のかけ放題を選択できる

IIJmioでは、短時間通話向けのかけ放題が2種類(3分かけ放題と10分かけ放題)あって選択できます。
オプション契約になるものの、回数は無制限で利用できます。
それに利用条件内であれば通話定額になるため、通話代を大幅に節約できます。
3分かけ放題 | 10分かけ放題 | |
月額利用料金 | 600円 | 830円 |
国内通話 ※誰でもOK |
3分以内の通話が無料! ※超過時は10円/30秒 |
10分以内の通話が無料! ※超過時は10円/30秒 |
同一契約間通話 ※家族同士など |
10分以内の通話が無料! ※超過時は8円/30秒 |
30分以内の通話が無料! ※超過時は8円/30秒 |



IIJmioではmioID(IIJmioのID)が同じ契約者同士の通話の場合でも、通話定額の条件が適用されます。
例えば家族同士で契約していれば適用されて、基本条件に比べると通話時間が延長され、通話代も安くなってさらにお得になります。


端末セットが豊富で品揃えが良い

IIJmioは、端末セットにも力を入れている格安SIM会社(MVNO)です。
SIMフリー端末を中心に、HUAWEI、ASUS、SHARP、OPPOといった人気メーカーからAppleのiPhoneまで揃っており、格安SIM業界全体をみても1.2位を争うほどライナップが充実しています。




\端末セットが大幅に大特価になっているよ/
マルチ回線だから利用しやすい



IIJmioはドコモ回線とau回線をサービス提供しています。
当初はドコモ回線(タイプD)をメインでしたが、2016年10月よりau回線(タイプA)も開始したことで、ドコモユーザーはもちろんauユーザーからの乗り換えもしやすくなりました。


バースト転送があるから低速時でも快適に使える



一般的にサイトを見る場合、読み込むまでに大きなデータ量が必要になり、どうしても時間がかかります。
特に速度制限による低速通信では、この時間はさらに遅延します。
しかし、IIJmioでは低速通信の状態でも、最初だけ高速通信に切り替わることでサイトの読み込みを短縮できる技術を採用しています。


初月は日割り計算してもらえる

月額基本料金の初月の支払いは、楽天モバイルなどのように全額請求される格安SIM会社(MVNO)もありますが、IIJmioでは日割り計算になるため、安心してさい。
1日でも末日でも月額基本料金を均等に計算されるから、他社からIIJmioに乗り換えるタイミングで損をすることもありません。


\タイミングが良い方はこちら/
2年以上利用すると長期利用特典がある

IIJmioでは2年以上利用していると、IIJmioプレミアム特典(長得)の対象になります。
- 対象のモバイルオプションが無料
- データ容量1GBを3枚(クーポン)貰える ※1年ごと
特にモバイルオプションは必見です!
IIJmio WiFi by エコネクト(Wi-Fiスポットが利用できる)やマカフィーモバイルセキュリティ、それにi-フィルター for マルチデバイス(子供へのフィルタリングサービス)などから1つ、IIJmioを解約しない限りは永遠に無料で利用できるから、超ありがたいです。


音声通話SIMでも解約条件が緩い

IIJmioでは音声通話SIMのみ最低利用期間と解約手数料が発生します。
- 最低利用期間(12ヶ月)
- 解約手数料(1,000円)
IIJmioの解約手数料は一律1,000円です。
他社と比べても3,000円~7,000円も安いため、解約条件が緩い格安SIMとして知られています。

ここまでIIJmioのメリットについて、厳選して紹介してきました。
とても魅力的な格安SIMだと思いませんか?
私もIIJmioの中の人と話していたら、気になって仕方がありませんでした。
実はまだまだメリットがあり、まだ伝えきれていないことも多いです。
公式サイトでもメリットについて記載されているため、よかったら一緒にご覧下さい。
厳選!IIJmioの10個のデメリット

ここまでIIJmioのメリットを読まれてきた方は、珍しいサービスを色々知ったことで、評判である理由がなんとなく分かってきたと思います。
ここからは、逆にデメリットの紹介になります。
特に乗り換えを検討している方は、デメリットも同時に知ることで、本当に自分に合った格安SIMなのかを知ることができます。

- 業界最速と比べると通信速度はやや遅い
- 料金プランの幅が狭い
- au VoLTEに対応してない機種がある
- 速度制限時に366MB/3日間利用するとさらに制限される
- 無制限時間のかけ放題がない
- 支払い方法がクレジットカードしか対応していない
- メールアドレスやWi-Fiスポットの利用が有料になる
- 一部の機種がテザリングができない
- IIJmioの独自店舗がない

業界最速と比べると通信速度はやや遅い

格安SIM業界の中で、通信速度の最速はUQモバイルとワイモバイルです。
IIJmioがこの2社と比べると、通信速度においてやや劣ってしまうことは技術担当者も認めていました。
ただし、この2社を除けば特別遅いわけではなく、ドコモ回線もau回線も平均的です。
ただし、IIJmioの通信速度は利用者が増加する時間帯はやや遅くなる傾向であり、特に昼の時間帯(12時~13時)は体感的にも感じます。
それ以外の時間帯は安定しているため、安心しても良いです。


料金プランの幅が狭い

IIJmioはファミリーシェアプランやコミコミセット(端末セット)といった他社とは少し違うサービスがあるものの、基本プランは3種類のみです。
音声通話機能付きSIM (タイプD・A共通) |
SMS機能付きSIM | データ通信専用SIM (タイプDのみ) |
|
ミニマムスタートプラン(3GB) | 1,600円 |
1,040円(タイプD) |
900円 |
ライトスタートプラン(6GB) | 2,220円 |
1,660円(タイプD) |
1,520円 |
ファミリーシェアプラン(12GB) | 3,260円 |
2,700円(タイプD) |
2,560円 |
データ容量は3GB、6GB、12GBという3種類のみであり、他社のように1GB以下の小容量プランや20GB以上の大容量プランがありません。
しかし、このデメリットをカバーするために大容量オプションを用意しています。
まず、スマホをあまり使わない方(1GB程度)の方には、ファミリーシェアプランを利用して家族同士など複数回線を利用すればデータ容量や月額基本料金も分散できて損をすることはありません。
他にもヘビーユーザー向けに大容量オプション(20GB/月額3,100円、30GB/月額5,000円)を選択できるため、データ容量不足の心配もありません。
それに大容量オプションを契約したとしても、他社より月額3,000円ほど安いため、費用面でも損をしないです。


音声通話機能付きSIM | SMS機能付きSIM | データ通信専用SIM | |
eSIMプラン(6GB) | なし | なし | 1,520円 |
他にもeSIMプランと呼ばれるSIMカード不要の特別なプランもあります。
ただし、今のところデータ通信専用しか利用できないため、MNPなどによる乗り換えは対応不可となります。

au VoLTE(ボルテ)に対応してない機種がある



IIJmioでは、auスマホのau VoLTEに対応しています。
一部のスマホやガラケーなどは3G対応していません。
例えばiPhoneシリーズであればiPhone5以前は対応不可であり、それにiPhone6s/6s plus/Se/7/7 plusはSIMロック解除しないと使えません。
速度制限時に366MB/3日間利用するとさらに制限される

他社と同じように、IIJmioは契約内のデータ容量(クーポン)を使い切ってしまうと速度制限(最大200Kbps)になります。
この速度制限中に3日間で366MB以上利用するとさらに低速になってしまうため注意して下さい。
つまり2段階の速度制限の条件があります。



第1段階の速度制限の回避方法は、IIJmioクーポンスイッチ(低速と高速モードを切り替えるアプリ)OFF(低速)にすればデータ容量が消費されません。
ちょっと使いすぎたな…と思った時は、アプリをうまく活用して、まずは第1段階の速度制限にならないように調整して対策しておきましょう!
高速通信さえできれば、2段階目の超低速におびえることも無くなります。
無制限時間のかけ放題がない

ドコモ、au、ソフトバンクといったキャリアと違って、IIJmio(みおふぉん)では短時間通話向けのかけ放題(3分と10分の2種類)しかなく、無制限時間のかけ放題はありません。
ただし、短時間通話といっても、家族同士であれば10分と30分以内まで条件が緩くなり、利用回数も無制限です。
特に家族同士の通話が多い方は、このデメリットは問題ないと思います。


支払い方法がクレジットカードしか対応していない

IIJmioの支払い方法は、クレジットカード払いのみです。
口座振替やデビットカード払い対応していないため、クレジットカードを1枚用意する必要があります。


メールアドレスやWi-Fiスポットの利用が有料になる

IIJmioではメールアドレスやWi-Fiスポットを利用できますが、どちらもモバイルオプション(オプション契約)となり有料です。
料金はセーフティメールサービス(月額324円)、IIJmio WiFi by エコネクト(月額362円)です。
もし別の方法で利用したい場合は、フリーメールアドレスや無料Wi-Fiスポットを活用すれば、代用は可能です。


一部の機種がテザリングができない

IIJmioではドコモ回線とau回線に対応する機種が多く、テザリングも無料で利用できます。
ただし、一部の機種は対応しておらず、そえにiPhoneやAndroidでも回線の種類ごとに対応不可なこともあります。
もし、テザリングを使いたい方は事前に動作確認確認しておくことが大事です。


IIJmioの独自店舗がない

IIJmioには、楽天モバイルやmineo(マイネオ)、UQモバイルのように独自店舗がありませんが、大手家電量販店などで契約ができます。
例えば、ビックカメラ、ソフマップ、コジマ、他にもコスコトといった場所でも音声通話機能付きSIMの契約ができます。


IIJmioを使った方が良い人は?

- 家族同士で格安SIMを共有したい方
- 家族同士の通話が多い方
- 複数回線の利用を考えている方
- データ容量が余って困っている方
- かけ放題付の端末セットを探している方
- 長期利用を考えている方
- 毎月の月額利用料金を節約したい方

IIJmioのSIMカードはスマホはもちろん、タブレットやルーターにも使うことができます。
そのためメイン端末で使っても良し!2台目や3台目といったサブ端末の利用もできます。
IIJmioのメリットとデメリットを見比べてから契約しよう!

IIJmioはシェア率も高い格安SIM会社(MVNO)であり、メリットも多いです。
特に他社とは違う珍しいサービスは魅力的であり、昔から支持されているのも納得といえます。
またデメリットも当然ありますが、メリットと見比べてみて判断すると良いです。
そして自分に合っていれば検討するべき格安SIMだと思います。

