



IIJmioのファミリーシェアプランは、家族1人1人のスマホ代が安くなるため、家計を考える主婦にとって人気のプランの1つです。
ではファミリーシェアプランを利用したら、一体どのくらい安くなるのか?
気になる月額基本料金や初期費用、さらにサービス内容や利用条件を紹介しています。
他にもファミリーシェアプランの注意点(プラン変更やMNP転入など)をまとめているので、特に家族まとめてIIJmioの利用を考えている方は、参考にして頂ければと思います。
目次
IIJmioのファミリーシェアプランの特徴や条件を解説!

IIJmioのファミリーシェアプランは、データ容量を家族同士で共有できるお得なプランです。
1名義あたり最大5回線まで同時契約することができるため、2世帯以上の家族もOKです。
SIMカードの種類も統一する必要がなく、音声通話機能付きSIM、SMS機能付きSIM、データ通信専用SIMなど、バラバラに契約しても大丈夫です。
それにスマホ以外の利用もOK!例えばタブレットやルーターなどでも使うことができます。
つまりデータ容量だけを共有し、それ以外は個別の使い方(電話番号は個別、端末の種類も個別)ができます。



IIJmioのファミリーシェアプランでは、1名義あたり音声通話機能付きSIMカードを5回線までしか契約することができません。
もし、6人目から音声通話機能を使いたい場合は、もう1人が別の名義人になって新たに契約する必要があります。

ファミリーシェアプランの月額基本料金と計算方法

ファミリーシェアプランを契約すると初期費用と月額基本料金が発生します。
さらにSIMカードの種類や回線の種類(タイプ別)によって料金が異なります。

音声通話機能付きSIM ※通話・SMS・データ通信可能 |
SMS機能付きSIM ※SMS・データ通信可能 |
データ通信専用SIM ※データ通信可能 |
|
タイプ ※回線の種類 |
タイプD タイプA |
タイプD タイプA |
タイプD |
ファミリシェアプラン(12GB) | 3,260円(※1) ※タイプD・A共通 |
2,700円(※2) ※タイプD 2,560円 ※タイプA |
2,560円 |
SIMカードの利用料 (4~10枚目) |
400円(SIMカード1枚あたり) |
(※2)SNS機能付付帯料140円が含む



音声通話機能付きSIM | SMS機能付きSIM(※1) | データ通信専用SIM | |
1人目 | 3,260円 | 2,560円 | 2,560円 |
2人目 | +700円 | +140円 | +0円 |
3人目 | +1,400円 | +280円 | +0円 |
4人目 | +2,500円 | +820円 | +400円 |
5人目 | +3,600円 | +1,360円 | +800円 |
6人目 | +6,860円 (※2) |
+1,900円 | +1,200円 |
7人目 | +7,560円 (※2) |
+2,440円 | +1,600円 |
8人目 | +8,260円 (※2) |
+2,980円 | +2,000円 |
9人目 | +9,360円 (※2) |
+3,520円 | +2,400円 |
10人目 | +10,460円 (※2) |
+4,060円 | +2,800円 |
(※2)2人目の名義契約が必要です。
ファミリーシェアプランの基本料金は、SIMカードの種類関係なく2,560円(利用人数に関係なく必ず支払う金額)になります。
さらに音声通話機能付きSIMやSMS機能付きSIMを利用する場合は、この基本料金に音声通話機能付帯料(700円)やSMS機能付帯料(140円)が、それぞれ追加して計算されます。
また、4枚目からSIMカードの利用料として1枚当たり400円発生します。(ただし3枚目までは無料です)
【音声通話機能つきSIM(3人)、SMS機能付きSIM(1人)、データ通信専用SIM(1人)で契約した場合の月額基本料金の計算方法】
基本料金(2,560円)+【音声通話機能付帯料(700円)×3名】+【SMS機能付付帯料(140円)×1名】+【SIMカードの利用料(400円)×2名】=月額利用料金の合計(5600円)


IIJmioの公式サイト内でも核家族や2世帯家族を例にした月額基本料金を紹介しているため、よかったらご覧下さい。
\ファミリーシェアプランの詳細をチェックできます!/
特に1人あたりの月額基本料金を大幅に節約することができます。
ファミリーシェアプランの初期費用
音声通話機能付きSIM ※通話・SMS・データ通信可能 |
SMS機能付きSIM ※SMS・データ通信可能 |
データ通信専用SIM ※データ通信可能 |
|
パッケージ価格 | 3,000円 | ||
SIMカード発行手数料 | 394円 タイプD 406円 タイプA |
394円 タイプD 406円 タイプA |
394円 タイプD |
SIMカード追加手数料 ※4枚目以上 |
2,000円(SIMカード1枚あたり)(※1) |
ファミリーシェアプランは複数回線を利用できるプランですが、初期費用は1人1人発生して金額が異なります。
- 1人目…パッケージ価格(3,000円)+SIMカード発行手数料(394円もしくは406円)
- 2人目…SIMカード発行手数料(394円もしくは406円)
- 3人目…SIMカード発行手数料(394円もしくは406円)
- 4人目…SIMカード追加手数料(2,000円)+SIMカード発行手数料(394円もしくは406円)
- 4人目…SIMカード追加手数料(2,000円)+SIMカード発行手数料(394円もしくは406円)
1人目はファミリーシェアプランの主回線であるため、パッケージ価格とSIMカード発行手数料の合計金額が初期費用になります。
2人目と3人目はシェアSIMになるため、SIMカード発行手数料のみとなります。
4人目と5人目もシェアSIMであるため、SIMカード発行手数料が発生します。
さらに、ファミリーシェアプランの場合、4枚目以上からSIMカード追加手数料がかかってしまいます。
つまり、SIMカード発行手数料とSIMカード追加手数料の合計金額が初期費用になります。
単身(1人)でもファミリーシェアプランを契約できる!



「ファミリー」というネーミングだから勘違いしやすいですが、1人で契約しても問題ありません。
例えば、大容量を使いたいヘビーユーザーや、1人が2回線を契約してメイン端末とサブ端末を使い分けて2台持ちなどが一例です。


家計を助ける!ファミリーシェアプランのメリット

IIJmioのファミリーシェアプランは、月額利用料金を大幅に節約できるため、いかにお得なプランであることが分かったと思います。
実はまだまだ費用面で削減できることがあるって知っていましたか?


SIMカードの追加費用が3枚までなら無料になる!

IIJmioのファミリーシェアプランは、新規契約と同時に最大5枚まで申し込みができます。(追加した3回線分の手数料が無料になります)(4枚目以降は1枚あたり2,000円)
つまり、2回線分(4,000円)の費用を削減することができます。


家族同士の通話代も割引される!

IIJmioでは同一名義(mioID)で通話する場合、ファミリー通話割引として通話代も20%分割引されます。
特にファミリーシェアプランの場合、同一名義が契約することが条件になり、このファミリー通話割引も自動的に適用されます。(別途手続きも不要)
他にも、みおふぉんダイアル(IIJmioの専用通話アプリ)を併用すれば50%も割引することができます。


データ容量の繰り越しもOK!翌月はさらに大容量になる!

IIJmioは他社の格安SIM会社(MVNO)と同じく、当月で余ったデータ容量は翌月に繰り越すことができます。
ファミリーシェアプランは12GBという大容量を共有することになりますが、万が一データ容量が余ってしまっても無駄になることはありません。
繰り越しされるため、翌月には莫大なデータ容量の利用が可能です。

利用者ごとに高速通信をON・OFFができる
ファミリーシェアプランは、1つのデータ容量を複数で共有しますが、IIJmioクーポンスイッチ(専用アプリ)を使うことで、個別で高速通信をON・OFFに切り替えることができます。
OFFに切り替えると、200kbpsという低速通信になってしまうものの、データ容量(クーポン)を消費しないため、節約ができます。


家族まとめて乗り換え(MNP転入)する場合



他社で別々の名義で契約している場合でも、IIJmioでは家族名後で契約することができます。(利用者本人の契約がOK)
以前は、名義人を1つに統一する必要がありましたが、条件が変更されました。
だから、他社からの乗り換えも楽になりました。
契約後にファミリーシェアプランに変更する場合



例えば、Iミニマムスタートプランからファミリーシェアプランに変更する場合、まずはプラン変更の手続きをします。
その後、IIJmio未契約の方を追加でMNP転入させて、ファミリーシェアプランを契約します。
- 現在契約しているプランからファミリーシェアプランに変更(会員専用ページからプラン変更の手続き)
- SIMカードの追加(会員専用ページから手続き)
契約中のプラン | ミニマムスタートプラン | ライトスタートプラン | ファミリーシェアプラン |
変更前の手続き方法 | 会員専用ページよりプラン変更(ファミリーシェアプランに変更)の手続きをすればOK! | 必要なし | |
変更後の手続き方法 | 会員専用ページよりSIMカードの追加手続きをすればOK! |
プラン変更は、当月に手続きを行うと翌月からファミリーシェアプランに切り替わります。

すでに別々の名義(mioID)でIIJmioを契約していて、ファミリーシェアプランにまとめることはできません。
例えば、1人がミニマムスタートプラン、もう1人がライトスタートプランを利用している場合、ファミリーシェアプランに2人ともまとめることができません。
別々の名義でIIJmioを利用していてファミリーシェアプランを利用するには、現在契約しているプランを一度解約してから再契約する必要があります。
契約前にチェック!ファミリーシェアプランの注意点(おさらい)

IIJmioを契約有無に関わらず、ファミリーシェアプランには複数の注意点があるから、もう一度確認しておきましょう!
- ファミリーシェアプランは最大5回線まで同時申し込みができる
- 音声通話機能付きSIMは5回線まで契約できる
- タイプA(au回線)はデータ通信専用SIMを利用できない
- SIMカード追加手数料は3回線まで無料
- 他社からMNP転入する場合は家族名義で契約できる
- 別々の名義では契約後に別のプランからファミリーシェアプランに変更できない


IIJmioのファミリーシェアプランは家族で使うなら最強のプラン!


- 単身を含む家族で月額利用料金を節約したい方
- 2世帯以上の家族で利用したい方
- 家族1人1人のデータ使用容量がバラバラで毎月損をしている方
- 家族まとめて格安SIMの乗り換えを考えている方
- データ容量を多く使いたいヘビーユーザーの方
IIJmioのファミリーシェアプランは、さまざまな家族条件でも月額利用料金を大幅に削減することができます。
それにスマホはもちろんタブレットやWi-Fiルーターの利用もできるため、1人1人に合った使い方も可能です。
使い勝手もよく、何よりも家計を助けるお得なプランだから、家族全員が契約しても損はしないと思います

