mineo(マイネオ)と契約する際に、一番迷ってしまうことといえば、やはりプランの選び方です。
Dプランと呼ばれるドコモプランと、Aプランと呼ばれるauプラン、そしてSプランと呼ばれるソフトバンクプランがあり、一体どれを選べばいいのか?



あなたの好きなプランを選ぶことができます。
でも、正直どれがおすすめなのか分かりませんよね。
そこでmineoの中でも特に人気のあるDプランとAプランの違いを比較し、そしてそれぞれのプランのメリットなどもまとめてみました。
目次
mineo(マイネオ)のDプランとAプランを知ろう!

まずはDプランやAプランって、そもそも違いは何なのか?
ドコモだからD?auだからA?ただそれだけの違いなのか?


Dプランは主にドコモスマホが対応する!

Dプランはドコモ回線を利用できるプランになります。
格安SIM会社の多くは、このドコモ回線を借りて利用しますがmineo(マイネオ)もその1つです!
スマホの種類 | 使用状況 | SIMロック解除 |
mineo | OK | 不要 |
ドコモ(iPhone) | OK | 不要 |
ドコモ(Android) | OK | 不要 |
au(iPhone) | 6s以降 | 必要 |
au(Android) | 対応機種による | 必要 |
ソフトバンク(iPhone) | 6s以降 | 必要 |
ソフトバンク(Android) | 対応機種による | 必要 |
SIMフリー(iPhone) | OK | – |
SIMフリー(Android) | OK | – |
Dプランの場合、ドコモ回線ということもあってドコモで購入したスマホであれば、基本的に利用できます。
これはiPhoneに限らずAndroidでもOKです!最新から古い機種に関係なく利用することができます。
だから、ドコモからmineo(マイネオ)に乗り換えるなら、Dプランを選べば問題ありません。
またmineo端末やSIMフリー端末でも使うことができるし、auやソフトバンクでもiPhone6s以降であればSIMロック解除することで、Dプランを利用することができます。
これは広い範囲の回線をカバーしているドコモ回線の特徴となります。
だから、2013年より前の古いスマホでも利用することができます。

ドコモプラン(Dプラン)の動作確認端末一覧をチェックしたい方はこちら

DプランならドコモスマホはOK!
それにmineo端末やSIMフリー端末、一部のauスマホやソフトバンクスマホでも対応しているから、だいたい使えるね。
Aプランは主にauスマホが対応する!

Aプランはau回線を利用できるプランになります。
格安SIM会社(MVNO)でau回線を利用している会社は少なく、UQモバイル、楽天モバイル、IIJmio(みおふぉん)、BIGLOBEモバイル、BIC SIMなどが対応しており、mineoもその1つ!
しかも、ドコモ回線とau回線の両方を利用できるマルチ回線ということで、珍しい格安SIM会社(MVNO)でもあります。
スマホの種類 | 使用状況 | SIMロック解除 |
mineo | OK | 不要 |
ドコモ(iPhone) | 6s以降 | 必要 |
ドコモ(Android) | 対応機種による | 必要 |
au(iPhone) | OK | 一部必要(VoLTE対応) |
au(Android) | OK | 不要 |
ソフトバンク(iPhone) | 6s以降 | 必要 |
ソフトバンク(Android) | 対応機種による | 必要 |
SIMフリー(iPhone) | OK | – |
SIMフリー(Android) | 対応機種による | – |

Aプランの場合、au回線を利用していることもあってauスマホであれば、基本的に利用できます。(一部SIMロック解除が条件)
他にも、mineo端末やSIMフリーでも使うことができます。
さらに、ドコモスマホやソフトバンクスマホでもiPhone6s以降であればSIMロック解除することで、Aプランも利用することができます。
Aプランでは、データ通信を行う際にLTE回線のみ対応しています。
そのため、3G回線ができるスマホでは利用することができません。(音声通話のみは利用可)
特に2013年より前の古いスマホは対応していないため、注意して下さい。
Aプランを利用するなら、必ずLTE回線ができるスマホを用意しておきましょう。

auプラン(Aプラン)の動作確認済端末をチェックしたい場合はこちら

Aプランは2013年より前の古いスマホはダメなのか…。これは気をつけないといけないね。
SIMロック解除してしまったスマホはどうなる?
ドコモスマホやauスマホは、同じ回線をもつプランであればそのまま利用できますが、人によってはすでにSIMロック解除をしてしまった方もいると思います。
SIMロック解除をすることで、他社の回線を利用できるメリットがありますが、mineo(マイネオ)の場合、対応する周波数が微妙に違い、影響が出ることもあります。
特にAndroidスマホの場合は、電波の受信によって周波数が決まり影響を受けやすく、機種によっては周波数が狭すぎて利用しづらいこともあります。
無難に使うのであれば、SIMロック解除を行ってもドコモスマホならDプラン、auスマホならAプランを利用することをおすすめします。


DプランとAプランを総合的に比較!

mineo(マイネオ)のDプランとAプランは、どちらもデユアルタイプ(音声通話とデータ通信が可能)とシングルタイプ(データ通信のみ)を利用できますが、比較してみると複数の違いがあります。

DプランとAプランの料金の違い!
mineo(マイネオ)には、プランごとのコース料金である月額利用料金と追加料金を支払えば利用できるオプション料金があります。
他にも、SMS付にするかどうかで料金が少し違うため、表で比較してまとめてみました。

プラン別の月額利用料金

データ通信容量 | Dプラン | Aプラン |
500MB | 1,400円 | 1,310円 |
3GB | 1,600円 | 1,510円 |
6GB | 2,280円 | 2,190円 |
10GB | 3,220円 | 3,130円 |
20GB | 4,680円 | 4,590円 |
30GB | 6,600円 | 6,510円 |
mineo(マイネオ)の場合、1ヶ月に利用できるデータ通信容量はあらかじめ決められ、コースごとに月額利用料金も変わってきます。
デユアルタイプの場合、DプランとAプランを比較するとAプランの方がすべてのコースにおいて90円ほど安くなります。
1ヶ月で90円、1年で1,080円の差がでるため、1円でも安く考えているなら同じコースでもAプランがお得になります。


データ通信容量 | Dプラン | Aプラン |
500MB | 700円 | 700円 |
3GB | 900円 | 900円 |
6GB | 1,580円 | 1,580円 |
10GB | 2,520円 | 2,520円 |
20GB | 3,980円 | 3,980円 |
30GB | 5,900円 | 5,900円 |
シングルタイプの場合は、DプランもAプランも同じ月額利用料金になります。


プラン別のオプション月額利用料金
オプションの種類 | Dプラン | Aプラン |
迷惑電話の拒否 | 無料 | 100円 |
留守番電話 | 300円 | 300円 |
転送電話 | 無料 | 無料 |
割込電話 | 200円 | 無料 |
番号通知 | 無料 | 無料 |
ボイスメール | – | 無料 |
三者電話 | – | 200円 |
まずDプランとAプランを比べると、利用できるオプションの数に差があります。
Aプランの方がオプションが2つだけ多く用意されており、その内容もちょっと特別!
相手に着信音を鳴らさないボイスメールや3人同時に会話ができる三者電話など、Dプランとサービスに差があります。
他にも、同じオプションサービスの料金を比べた場合、Dプランでは割込電話が200円かかってしまうのに対して、Aプランであれば無料になります。

料金やオプションがDプランより充実しています。

ただ、Dプランのオプションで唯一お得なのは迷惑電話の拒否が無料であるということです。
特に仕事とプライベートを同じスマホで使っていると、さまざまな人から電話がかかってきます。
中には、誰だよ!!!と思うような迷惑電話も、同時に増えてくると思います。
そんな方には、迷惑電話の拒否が無料で利用てきるため、とても助かります。

プラン別のSMS利用料金
mineoはデュアルタイプの場合、DプランもAプランもSMS(ショートメール)の月額利用料金が無料です。
しかし、SMS(ショートメール)を1通送信するごとに、料金が発生します。
Dプラン(1通) | Aプラン(1通) | |
国内で送信する場合 | 3~30円 | 3円 |
国内で受信する場合 | 無料 | 無料 |
Dプランの場合、文字数によって最大で1通あたり30円になる仕組みになります。
一方で、Aプランの場合は1通あたり3円が固定です。
そのため、頻繁にSMSを使う方にとってはDプランを使ってしまうと、料金がかさみます。
ただ、主な連絡手段がLINEやメールであれば、SMSの料金は全く気にする必要がありません。(SMSを使わなければ料金は発生しません)

DプランとAプランの通信速度の違い!


これは公式サイトでも紹介しており、まとめた表が下記となります。
通信の種類 | Dプラン | Aプラン |
受信(最大の場合) | 225Mbps | 225Mbps |
送信(最大の場合) | 50Mbps | 25Mbps |
Dプランの方が約2倍ほぼ送信(最大値)が早いですが、マイネ王に記載されているユーザーの口コミなどを見ると違いはありません。
正直、体感速度を比較してもほとんど変わりはありません。
それに同じau回線を利用しているUQモバイルと比べると、Aプランではやや遅いという口コミもありますが、普通にネットも見れるし全く使えないといったことはありません。
だから、mineo(マイオネ)の通信速度も回線も良好といえます。

mineo(マイオネ)に限らず他の格安SIMでもいえることですが、利用する場所や時間帯によっては通信速度が遅くなります。
特に、人ごみが集まるイベント会場や、利用者が集中する食事の時間帯は要注意です。
mineo(マイオネ)でも、7:00~8:00、12:00~13:00、18:00~20:00などの利用者が増加する時間帯は、やや遅くなることもあります。
ただし、体感的にやや遅くなるだけであるので、覚えておくと良いと思います。

DプランとAプランのサービスの違い!

mineo(マイネオ)はDプランやAプランに関係なく、どちらもフリータンクやパケットシェアといった独自サービスも利用できます。
例えば、パケットシェアであればどっちのプランを選んだとしても、自分の回線を含む5回線までは対象となります。
だから、サービスそのものに関しては大きな違いはありません!

ただスマホの機能の1つであるテザリングは注意です。
Dプランは、ドコモ回線ということもあってテザリングを利用することができます。
しかし、Aプランではテザリングを一切利用できません。
そのため、テザリング対応の機種を持っていて、テザリングを使いたいのであればDプランを選ぶ必要があります。

mineoと契約後にプラン変更はできるの?

mineo(マイネオ)と契約後、なんらかの理由でプランを変更したくなることがあると思います。
では、プラン変更は可能なのでしょうか?
結論から言いますと、契約後のプラン変更は可能です。

DプランからAプランへ変更する場合
DプランからAプランにプラン変更する場合は、ドコモ回線からau回線に切り替わることもあって、切替時間がが少ないです。
時間にして、数分もあればプラン変更が完了します。
そのため、頻繁にネットなどを使う方にとってもほぼ影響はありません。

ただし、電話番号をそのまま利用する場合は注意です。
プラン変更する場合、Dプランの時に使っていたSIMカードをmineo(マイネオ)に返却する義務があります。
基本的に、これはmineo(マイネオ)に限らずドコモ回線を利用している格安SIM会社のすべてに当てはまり、楽天モバイルやOCNモバイルONEなどでも契約上返却しないといけません。
プラン変更の変更事務手数料は、2,160円(税込)であり、SIMカード発行料(1枚あたり)はauプラン(Aプラン)の場合248円(税込)です。

D→Aプランに変更する時は、SIMカードも返却しないといけないし、手数料もかかるから、ちょっと面倒臭いね。
AプランからDプランへ変更する場合
AプランからDプランにプラン変更する場合は、au回線からドコモ回線に切り替わります。
主要回線のドコモ回線ということもあって、プラン変更の申し込みの完了時点から回線切替が終了するまでの数日間は、データ通信が利用できなくなります。
長時間データ通信が使えなくなるため、ネットをよく使う方は事前にルーターや無料Wi-Fiスポットなどを用意し代用することをおすすめします。
そうすれば、データ通信は可能となり不便な環境は解消されます。
データ通信以外の電話やSMSといったサービスはいつも通り利用できます。
プラン変更の変更事務手数料は、2,160円(税込)であり、SIMカード発行料(1枚あたり)はドコモプラン(Dプラン)の場合は368円(税込)です。

DプランとAプランのそれぞれのメリットをまとめると?
- ドコモ回線であるため対応端末が多い
- 3G回線対応の古いスマホも使える
- テザリングができる
- 迷惑電話サービスが無料
- プラン変更してもデータ通信が利用できない時間が数分で済む

- デュアルタイプ(音声通話+データ通信)の月額利用料金が90円安い
- オプションの種類が多い
- 割込電話が無料になる
- 1通あたりのSMSの料金が安い
- プラン変更の際SIMカードを返却する必要がない

【結論】mineoのプラン選びは自分のスマホに合わせて選ぶこと!

mineo(マイネオ)にはDプランもAプランもメリットがありどちらも良いところがありますが、まずは自分のスマホに合わせることが第一!
- ドコモスマホを使っている人はDプラン
- auスマホを使っている人はAプラン
- ソフトバンクスマホを使っている人はどっちのプランでもOK(SIMロック解除が必要)
- SIMフリースマホはどっちのプランでもOK(そのまま使える)
基本的にドコモスマホならDプラン、auスマホならAプランであれば同じ回線であるためで利用できます。
もしどちらのプランも選べる場合は、通信環境が良くてテザリングもできるDプランを選ぶのがおすすめ!
対応機種が多くて古い機種でも使うことができるため、困ることが少ないでと思います。


現在ドコモスマホを使っているならDプラン、auスマホを使っているならAプラン、ソフトバンクスマホを使っているならSプランを選ぶと良いです。