




BIGLOBEモバイルはタイプD(ドコモ回線)とタイプA(au回線)を選択できるマルチ回線の格安SIM会社(MVNO)です。
そのためはじめて利用する方にとっては、タイプ(回線の種類)選びは1つのポイントになります。
そこで、最適なタイプ(回線の種類)を選ぶことができるように、項目別に違いを詳しくまとめてみました。
目次
BIGLOBEモバイルのタイプD(ドコモ回線)とタイプA(au回線)の違い


- 対応端末の違い
- 料金プランの違い
- 通話オプションの違い
- 通信エリアの違い
- 通信速度の違い

対応端末の違い


BIGGLOBEモバイルは、世間で販売されているすべての端末が利用できるわけではありません。
例えば、SIMロック解除や販売時期など条件付きであれば対応可能な場合もあれば、そもそも対応不可の端末もあります。

通信エリアの種類 | タイプD | タイプA |
SIMフリー | OK | OK |
ドコモスマホ | OK | 一部OK(※2) |
auスマホ | 一部OK(※2) | OK(※1) |
ソフトバンクスマホ | 一部OK(※2) | 一部OK(※2) |
(※2)SIMロック解除が必要
まずSIMフリー端末であればタイプDとタイプAの両方に対応しています。
他にもドコモスマホであればタイプDはそのまま利用できるし、auスマホでも2017年8月1日以降で発売されて端末であればそのまま利用できます。
しかし、ソフトバンクスマホやそれ以外の条件のドコモやauスマホの場合は、事前にSIMロック解除をしておかないと利用することができません。


\端末セットで契約したい方は公式サイトで機種をチェック!/


- タイプDはすべてOK!
- タイプAはiPhone(6s plus/6s/SE/7/7 plus)とAndroidの一部のみOK!

BIGLOBEモバイルでテザリングを利用したい場合は、タイプD(ドコモ回線)を利用して下さい。
タイプA(au回線)ではAndroid(一部の機種を除く)が対応不可であり、iPhoneでも一部の機種のみになります。
またテザリングについては、機種ごとに対応状況が異なります。


このページでをチェックしてから契約すると良いと思います。
料金プランの違い

BIGLOBEモバイルでは、SIMカードの種類によって音声通話SIM、データSIM(SMS)、データSIMの3種類から選ぶことができます。
ただし、タイプDとタイプAではSIMカードの種類によって、利用できるプランが大きく変わってきます。
プラン | 音声通話SIM (※1) |
データSIM (SMSあり)(※2) |
データSIM (SMSなし)(※3) |
タイプ | タイプD・A | タイプD・A | タイプD |
1GB | 1,400円 | なし | なし |
3GB | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
6GB | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
12GB | 3,400円 | 2,820円 | 2,700円 |
20GB | 5,200円 | 4,620円 | 4,500円 |
30GB | 7,450円 | 6,870円 | 6,750円 |
(※2)SMS+データ通信がOK
(※3)データ通信がOK


だから、データ通信のみ使いたい方はタイプDのデータSIM(1GB)を選択するか、料金が少し高くなってもいいなら、タイプAのデータSIM(SMS)(3GB)を選択するしかありません。
そのため、プランの違いをまとめるとタイプAではタイプDと比べると、プランの幅がやや狭くなります。
タイプDの音声通話SIMしか手続きができないため気をつけて下さい。

プラン | 音声通話SIM | データSIM (SMSあり) |
データSIM (SMSなし) |
タイプ | タイプD・A | タイプD・A | タイプD |
シェアSIM ※2枚目からの料金 |
900円 | 320円 | 200円 |

シェアSIMでも、3種類のSIMカードから選ぶことができます。
ただし、タイプAは通常のプランと同じくデータSIMが利用できないため、音声通話SIMもしくはデータSIM(SMS)を選ぶしか方法がありません。
一方タイプDであればすべてのプランを利用できるため、制限がありません。
通話オプションの違い

BIGLOBEモバイルにはメールやWi-Fi、他にもセキュリティや保証サービスなどさまざまなオプションが用意されています。
しかし、タイプ別で比較すると通話オプションの選択でやや違いがあります。
オプションの種類 | タイプD | タイプA |
留守番電話 | 月額300円 | 月額300円 |
転送電話 | 無料 | 無料 |
国際電話 | 無料 | 無料 |
国際ローミング | 無料(※1) | 無料(※1) |
着信通知 | 無料 | 無料 |
発信番号表示 | 無料 | 無料 |
番号通知リクエスト | 無料 | 無料 |
迷惑電話ストップ | 無料 | NG |
BIGLOBEモバイルで利用できる通話オプションは全部で8種類あります。
そのうち7種類は、タイプ別に関係なく共通で利用できます。
しかし、迷惑電話ストップのみタイプAでは利用不可であるため、必要な方はタイプDを選ぶようにしましょう!


通信エリアの違い

BIGLOBEモバイルではドコモ回線とau回線を利用できるものの、タイプ別で比較すると通信エリアが全く異なります。
通信エリアの種類 | タイプD | タイプA |
LTE | ドコモXi(クロッシィ)エリア | au 4G LTEサービスエリア |
その他 | FOMAエリア | – |




まずドコモ回線を利用できるタイプDでは、LTEのドコモXi(クロッシィ)エリアをはじめFOMAエリアでも利用することができます。
そのためタイプDでは、山間部や離島といった電波が届きにくい場所まで対応しているため、比較的に広いエリアの範囲も利用できます。

一方でタイプAのau回線では、LTEのau 4G LTEサービスエリアのみになります。
LTE以外の通信エリアは範囲外になってしまうため、タイプDと比べるとやや電波が届きにくいです。


山間部で利用するならタイプD(ドコモ回線)が無難です。それ以外で利用するなら、どちらでもOKです。
通信速度の違い

BIGLOBEモバイルでは、タイプ別で通信速度を比較すると違いがあります。
まずは公式サイトでも紹介している理論値の通信速度をご覧下さい。
通信速度 | タイプD | タイプA |
受信時最大 | 988Mbps | 958Mbps |
送信時最大 | 131.3Mbps | 112.5Mbps |
理論値では、タイプD(ドコモ回線)の方が受信も送信も僅かに速いですが、実際の通信速度となると話は別です。

通信速度 | タイプD | タイプA |
1日目 | 28.75Mbps | 48.21Mbps |
2日目 | 46.07Mbps | 47.05Mbps |
3日目 | 42.49Mbps | 52.85Mbps |
4日目 | 40.33Mbps | 42.63Mbps |
5日目 | 23.88Mbps | 51.40Mbps |
6日目 | 62.05Mbps | 69.60Mbps |
7日目 | 46.13Mbps | 73.11Mbps |
平均 | 41.38Mbps | 54.97Mbps |

理論値ではタイプDの方が速いですが、実際の通信速度はタイプAの方が速いです。
これは本家auのKDDIグループに加入していることもあり、BIGLOBEモバイルはタイプA(au回線)に力を入れています。
そのためタイプD(ドコモ回線)と比較すると、僅かに通信速度が優位になります。
ただし、タイプDも十分高速であるため、動画やゲームもサクサク動くから快適です。
速度重視の方は少しでも速いタイプA(au回線)がおすすめです。
ただしタイプD(ドコモ回線)でも、十分通信速度が速く不自由はないと思います。
\タイプが決まった方は公式サイトも要チェック!/
【補足】光SIMセット割の違い


BIGLOBEモバイルでは、光回線とセットで契約すると割引になる光SIMセット割があります。
ビッグローブ光とセットで契約すれば、毎月300円割引できてお得です。
ただし、光SIMセット割はタイプDのみが対象であり、タイプAは対象外になります。
そのため、光回線とセットで契約したい方はタイプDを選んで、少しでもネット料金を節約すると良いでしょう。

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タイプD(ドコモ回線)とタイプA(au回線)の共通サービス



BIGLOBEモバイルではエンタメフリー・オプション以外にも、4種類の通話オプションやシェアSIMといった人気のサービスも利用できます。
他にも、スマホまる得プラン(端末セット+通話オプション)といったお得なプランも契約ができますが、タイプ別に関係なく月額基本料金も同じであるため、違いはありません。


SIMカードの種類 | タイプD | タイプA |
プラン申込手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
SIMカード準備料 | 394円 | 394円 |
SIMカードの種類 | タイプDとタイプA共通 | |
契約解除料 | 最低利用期間 | |
音声通話SIM | 8,000円 | 利用開始日の翌月から12ヶ月以内 |
データSIM(SMS) | なし | なし |
データSIM | なし | なし |
タイプD(ドコモ回線)⇔タイプA(au回線)の変更も可能
契約後にタイプを変更したい場合は、多少条件があるものの、タイプD⇔タイプAの変更ができます。
タイプ変更時に、初期費用としてSIMカードプラン変更手数料(3,000円)、SIMカード準備料394円が新たにかかってしまいますが、どうしてもタイプ変更したい時は1つ方法です。
タイプD(ドコモ回線)とタイプA(au回線)の選び方



タイプを1つに絞るための最初の基準は対応端末になります。特に現在使っている端末をそのまま使う方は、この基準を最優先にして下さい。
- ドコモスマホならタイプDでOK!
- auスマホならタイプAでOK!
- SIMフリーやソフトバンクスマホの方はどちらでもOK!※基準2へ
次に、特徴からタイプを絞っていきます。
- データSIMを利用するならタイプDでOK!
- 迷惑電話ストップサービスを利用するならタイプDでOK!
- 山間部で利用するならタイプDでOK!
- 光回線とセットで利用するならタイプDでOK!
- 速度重視ならタイプAでOK!
タイプDとタイプAを比較した場合、利用条件やサービスの制限が少ないのはタイプDになります。
どうしてもタイプAを使いたい場合は別ですが、迷ったらタイプDを選べば大丈夫です。
利用できないサービスが少ないため、BIGLOBEモバイルを快適に使うことができます。
\キャンペーンはタイプに差はなく平等だよ!/