



中古スマホショップをはじめ他人から譲り受けた端末が、ネットワーク利用制限の疑いがある場合は、いわゆる「赤ロム」の可能性があります。
赤ロムかどうかの調べ方はとても簡単であり、自分のIMEIを各キャリアのネットワーク利用制限調査サイト(赤ロム判定)に入力するだけでOKです!
当サイトでは、全く知識がない方でも簡単に理解できるように、IMEIのチェック方法や実際の判定結果の意味を画像付きで解説しています。
不安がある方は、是非参考にして頂ければと思います。
それ以外の方はそのまま下にスクロールして、【準備編】からご覧下さい。
目次
【準備編】赤ロムをチェックする前に
赤ロムかどうかチェックする前に、まずはIMEIと呼ばれる専門用語についてに少し解説します。
この専門用語が分かると、説明も理解しやすくなるので、まずは意味を知っておきましょう!
IMEIって何のこと?

IMEIとは( International Mobile Equipment Identifier)の頭文字をとった略であり、日本語で表すと国際移動体装置識別番号と言われます。


この製造番号は、端末1つ1つに必ずつけられたものであるため、同じ番号は決してありません。
それにiPhoneだけでなくAndroidにも製造番号があり、15桁になっています。
だから、偽造ではない限りは同じ製造番号はありえず、自分が持っている端末の製造番号は世界でたった1つになります。


IMEI(端末識別番号)の確認方法
IMEIの調べ方は、大きく2つの方法があります。
- 端末本体から確認する
- 設定アプリから確認する

端末本体(iPhoneなど)で確認する場合



端末の裏側(液晶面ではない面)を見てみて下さい。
すると、裏側にはすごく小さな文字がたくさん書かれています。
ただし、Androidの一部の機種には記載されていないため、次の項目で紹介する設定アプリからIMEIを確認してみて下さい。

後ほど、この15桁の番号を使って赤ロムかどうかチェックしていきます。

設定アプリから確認する場合
端末本体からIMEIが分からない場合は、設定アプリから調べる方法があります。
この方法は、iPhoneとAndroidで手順が違うので、あなたの機種と同じものをそれぞれの項目から確認して下さい。
iPhoneのIMEIの調べ方

まずはホーム画面になる「設定アプリ」をタップし、上の方にある「一般」をタップします。

次に「情報」をタップし、真ん中にある「IMEI情報」をタップします。
すると、下側の方にiPhoneのIMEIが表示されます。

AndroidのIMEIの調べ方

「設定アプリ」をタップします。次に一番下の方にある「端末情報」をタップします。

その中にある「端末情報」をタップし、真ん中の「IMEI情報」をタップします。

すると、AndroidのIMEIの表示されます。


【実践編】赤ロムの確認方法 ※ネットワーク利用制限の有無が判明!
IMEIに記載されていた15桁の番号が分かったところで、本題の赤ロムの確認方法になります。
まずは、ネットワーク利用制限調査サイト(赤ロム判定)を使ってキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)ごとに、チェックして下さい。



一番下にある「次へ」をクリックします。

「製造番号」には、さきほどメモした15桁の数字を入力します。
「画像認証」には、書かれている数字を入力すればOKです。
最後に、「確認する」をタップします。

すると、ザッと1秒ほどで判定結果が判明します。
あとは、判定結果を確認すればOKです!


赤ロムになる確率も判明!4種類の判定結果の意味を紹介
判定結果 | 判定結果の意味 |
![]() |
利用できます。(ネットワーク利用制限の対象ではないです) 90%の確率で、安全と考えていいです。(今のところ赤ロムではありません) |

最近は、キャリアのオプションサービス(紛失保証)を悪用して、赤ロムになる場合が増えています。
例えば、前の端末所有者がオークションなどで売買しますが、その後端末を紛失したといったウソをキャリアに伝えます。
すると、キャリア側は前の所有者に端末を保証する(新端末を譲渡)代わりに、紛失した端末にはネットワーク制限(いわゆる赤ロムの状態)をかけます。
これは二重通信を防止するために行われます。
そのため、前の所有者は新端末を普通に使うことができるのですが、売買で譲り受けた端末所有者はこれを知らず赤ロムの被害を受けます。


判定結果 | 判定結果の意味 |
![]() |
利用できます。(分割払いが残っている可能性) 赤ロムになってしまう可能性が50%残っているため、端末購入はおすすめしません。 |

判定結果 | 判定結果の意味 |
![]() |
ネットワーク利用制限中です。(いわゆる赤ロムの状態です) 100%赤ロムであるため、購入してはいけません。 |

判定結果 | 判定結果の意味 |
![]() |
製造番号が確認できない。(IMEIが変わってしまった可能性があります) 赤ロムになるか不明であるため、保留にした方が良いです。 |

【まとめ】赤ロム判定は簡単に確認できるが1つの判断の基準であることを忘れずに!

赤ロムのチェック方法は、ネットワーク利用制限調査サイトを使えば誰でも簡単に確認することができます。
判定結果の「○」から判断して、端末を購入するようにするとよいです。
ただし、「○」と判定が出ても100%安全というわけではありません。
僅かですが赤ロムになる可能性も残っているため、少なからず頭の片隅に入れておいて下さい。
だから1つの判断基準として、ネットワーク利用制限調査サイト(赤ロム判定)を活用してみると良いと思います。